今更聞けない、ビジネス用語「コンペティター」について

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コンペティターと言う言葉は学生の頃やプライベートだとあまり使わない言葉なので社会人になってから初めて耳にする人も多いかと思います。WEBマーケティング会社や外資系企業では、使えて当然のワードという感じです。

今回は「コンペティター」について、意味やビジネスシーンでの使い方など分かりやすく解説していきます。

「コンペティター」はどんな意味

ライバルコンペティターは、競合他社という意味になります。「コンペティター(Competitor)という用語は、そのまま日本語に略すと「競争相手」や「競争者」という意味になります。

ビジネスシーンで使われる際には「コンペティター」という言葉は、競争相手という意味から、「競合他社」あるいは「同業他社」という、意味合いになります。

自社にとってのコンペティターは、同一の業界に参入している会社や、同じ種類の製品やサービスを展開していて、企業が自社のコンペティターになります。

コンペティターを調査する方法

競合分析をする際に、よく用いられるのが3C 分析というもので外資系の企業やIT関連の企業またコンサル系の企業では新人研修などで学ぶことが多いと思います。

まず「3C分析」とはどのような意味なのかを説明します。3C分析には3つのCがありますがこれは「市場(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」という言葉の頭文字を取ったものになります。

3C分析でまず市場のニーズを調査してその中で自社の強みやその市場での勝ち筋があるかを分析していきます。自社の勝ち筋を発見するためには、競合他社の情報がとても重要で他社のサービスの強みや価格・どこの層をターゲットにしているのかなども調査することが必要になってきます。

市場と競合、そして自社を照らし合わせると、何が自社の強みなのか弱みなのかが分かるようになります

「コンペティター」の反対語

コンペティターの対義語というものは、特になく競合他社や競争相手に対しての逆の意味になるので「競合他社ではない企業や他社」という意味になるかと思います。

競合他社にならない企業とはどのような企業かというと、以下の様な内容が当てはまります。

  • 会社規模が違いすぎて比較対象にならない。
  • エリアが違いすぎて競合にならない。
  • まったく違う商売をしている。
  • ターゲット層が違うため、競合にならない。

色々な業界のコンペティターを知ろう!

いろんな企業ここまでで「コンペティター」の意味やコンペティターを見つけるために必要な分析の仕方を解説しましたがここからは実際に大手企業を例に○○店のコンペティターは○○店など事例を挙げて紹介します。

食品業界

多くの方が知っているサントリー(飲料メーカー)有名な商品で言えば、プレミアモルツ、ペプシ、CCレモンなどがあります。

サントリーのコンペティターになる企業以下の企業
アサヒグループ キリン コカ・コーラ

通信機器業界(スマホ)

今現在の日本では、ほとんどの方がお持ちしているスマホや携帯電話ですがこの業界は3社の企業で市場の奪い合いをしている状況になります。

通信業界のコンペティターになる企業は以下の企業
NTTドコモ KDDI au  ソフトバンク 楽天モバイル

銀行業界

銀行業界の最大手は「三菱UFJFG」です。銀行の業界もほぼ3強という形で競合がいるのでコンペティターとの戦略の差が売り上げに影響してきます。

銀行業界のコンペティターは以下の企業
三井住友FG みずほFG ゆうちょ銀行

自動車業界

誰もが知っている日本が世界に誇る企業と言えば、トヨタ自動車です。そのなトヨタ自動車のコンペティターはどんな企業でしょう。

トヨタ自動車のコンペティターになる企業
日産自動車 ホンダ自動車 マツダ スズキ自動車

アパレル業界

日本の有名どころだとユニクロ(ファーストリテイリング)になると思います。多くの人が名前を聞いたことがあったり、お店に訪れたことがあると思います。

ユニクロのコンペティターになる企業
しまむら  青山商事(洋服の青山) ワールド(タケオキクチなど)

「コンペティター」の関連用語

ここでは、コンペティターなど外資系企業やコンサル系の企業でよく使われる横文字の関連用語を紹介いたします。

エビデンス

エビデンスとは、証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 “evidence” に由来するしています。

例:「本日の会議の内容エビデンスとして、メールでもお送りしておきます」
例:「そのデータってエビデンスはあるの?」

アサイン

アサインとは、主にビジネスシーンで「任命」や「割り当て」の意味で用いられる表現。英語の assign をカタカナ読みした外来語である。日本語では「割り当てる」「与える」「命じる」といった言葉で使われています。

例:「次の○○社との新プロジェクトは○○をアサインさせます」

アジェンダ

アジェンダ(Agenda)とは、元々は、予定表を意味する英語が語源となっています。ビジネスの分野では、「目次」「提案内容」を少しかっこよく言うために使われる場合が多いようです。

例:「本日の会議は、こちらのアジェンダで進行していきます」

サマリー

サマリーとは英単語の「summary」から来ていて、日本語にすると、あるものごとの内容の「まとめ」「概要」「要約」などの意味の言葉です。長い文章やデータなどを、集約し短くまとめたもののことを指しています。

例:「次回会議のサマリーはこちらです」

コンセンサス

「コンセンサス」は英語で“consensus”と綴り、ビジネスシーンで使用する場合は、「全員、または数人の意見が一致している。得られている」という意味で使われています。

例:「次の新プロジェクトについて、上長からコンセンサスを得た」

「コンペティター」を理解して、自社の強みを知ろう。

コンペティター今回は、コンペティターについての知識とそれに関連する3C分析なども紹介いたしました。

コンペティターを理解しなければいけない理由は、自社の強みや弱みに気づくためです。その上で市場でユーザーが求めているいるものを提供していきましょう。

また関連用語ではビジネスシーンでよく使われてる横文字なども紹介したのでぜひ使ってみてください。

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