「家計簿をつけてお金を節約しようと思ったけど面倒くさいし、どう管理していいか分からない。便利なアプリを使おうにもどれを選べばいいのだろう。」
自分の収支状況を知りたい時にこんな困ったことありませんか?
今やスマホの普及によりアプリでお金を管理している人も多いと思います。ただ使い方が分かりにくかったり出来ることにも違いがあるため、どのアプリが自分にとって合うのか、これからお金管理を始める人のためにオススメ家計簿アプリを紹介していきます。
自分のやりやすい管理方法を見つけよう!
お金管理のやり方も様々あり、人によって管理方法に違いがあります。自分がどのやり方であればお金を管理しやすく継続して続けることが出来るのか自分なりのやり方を見つけましょう。
自分の収入と支出のバランスを知る
まずは自分の収入と支出がどれくらいあるか可視化して現状を知りましょう。この作業がないとどのように管理していけばよいか方向性が見えないので必ず行いましょう。それが出来たら収入ー支出=貯蓄になるので毎月どれくらい貯金出来ているか大体把握が出来ます。自分の収入は毎月基本的には大きくは変わらないので、あとはいかに支出を減らしていくかということになります。
支出の中でも「固定費」、「変動費」に分けられますが「固定費」は変わらないため「変動費」をいかに削減出来るかですがいきなり大きく削減しようとすると続かないケースがあるので、毎月無理なく出来ることから始めていきましょう。
お金の管理方法の種類
◆家計簿を作成する。
お金管理をする方法の中で一番多い方法かと思います。家計簿のメリットとしては使いすぎている項目が分かるので現状何にいくら使っていてどの費目が使いすぎているのか分かる点です。ただ手間がかかり3日坊主になりがちで資産全体が増えているのか分からないといったデメリットがあります。今回紹介するアプリを使用することでかなり手間の解消は出来ると思います。
◆銀行口座を複数作成する。
お金管理の方法の中で仕組み化することは大事です。銀行口座を複数つくることは面倒で逆に管理しにくくなると思う人もいるかもしれませんが実はこんなメリットがあります。
- お金全体の流れがわかりやすい
- お金の使い道・目的がはっきりする
- どのお金が不足しているか分かる
やり方としては収入が入ったらお金を引き落とし役割ごとの口座に振り分けます。例えば支出用口座、収入用口座、貯蓄用口座に分けたとすると収入口座から支出用、貯金用口座に振り分けます。
次に貯金したい額を貯金用口座に入れて自動で引き落とされる額(光熱費・クレジット払い、住宅ローン等)を支出用口座に入金します。残ったお金で一月をやりくりするわけですが全て現金で生活することになるため、使いすぎを予防することがで出来ます。また現金は1000円札で準備すると残金がわかりやすいためおすすめです。
◆貯金簿を作る
家計簿が苦手な方におすすめしたいのが「貯金簿」です。貯金簿とは簡単にいうと資産と負債の一覧表です。メリットとしてはつけるのが楽なので継続しやすく、資産がどれだけ増えているかわかりやすい点です。そのため収支が黒字でどの程度資産が増えているかわからない人、資産総額がわからない人、面倒なことが嫌いな人に向いています。ただ負債の部分が明確ではないので問題点が直接は分からないといったデメリットもあります。
お金の管理が出来る人・出来ない人の特徴
◆お金管理が出来る人の特徴
①お金を管理が出来る人の特徴の一つにお金を使うマイルールがあります。例えば「毎月の交際費は◯万円までと決めている」といった自己規制能力がある人は管理が得意な人であることが多いです。
②気分で行動しない。
「思わず衝動買いしてしまった」なんてことは一度はあると思いますがそれが続いてしまうと散財のもとになります。お金管理が上手な人は気分で行動せずお金の使い方にメリハリがあります。例えばお祝いや御礼にはお金を惜しまずに使うといった自分の価値観で大事だと思ったときにはお金を使うといった特徴があります。
◆お金管理が出来ない人の特徴
①一月に使うお金を設定せず、残ったお金を貯金するという考え方がない。お金の管理が出来ない人の中で最も多いのは上記ではないでしょうか。毎月何にいくら使っているかという意識がなく、使ってしまっていては管理が出来るはずがありません。
②面倒くさがりな人:会社やプライベートの飲み会で駅まで歩くのが面倒でついタクシーを使ってしまったことはありませんか?しかしこういったタイプの人は意識をしていないだけなので一度節約を覚えると倹約家になるといった特徴もあります。
管理するだけでは意味がない?正しいお金の使い方とは!?
家計簿はお金を管理するためのツールではあり、主に「節約」するために自分の収支状況を把握しますが、「節約」にフォーカスするだけでは自分の成長にはつながらずストレスも溜まりやすくなります。
では実際にどのように行動していけばよいのか、それは「使ったお金は自分の成長につながるか?」ということを考えてみることが大切になってきます。「自己投資」というワードがありますが、まさしく自分の財産になるようなお金の使い方をすることが重要です。趣味にお金を使うといった場合でも自分の好きなことの知的財産が増えていくなら節約する必要はありません。
なんでアプリなの??アプリでの管理をおすすめする理由
お金管理方法の種類を紹介してきましたが、自分のやりやすい管理方法は見つけられましたか?
数々ある管理法の中でもなぜアプリでの管理をおすすめするのかメリットを紹介していきます。
書き込む手間が省けて手軽に長く続けられる
家計簿を紙でつける上で一番大変なことは出費の記帳でしょう。レシート読み取りアプリではレシートを撮影するだけで内容をデータしてくれるので作業工数を丸々省くことが出来ます。また手入力ももちろんできるので紙の家計簿に慣れている人にもおすすめ出来ます。
紙が不要で記録が半永久的に残る
家計簿を冊子で管理するのは大変ですよね!?長く続けていけばいくほどレシートの量がたまっていくため、後で見返そうとした時に探すのも大変になります。その面、アプリであれば過去のデータもすぐに見返すことが出来て管理も非常に楽です。
銀行口座との連携により残高管理が出来る
使用できるアプリが限定されますが連携できるアプリであれば、手持ちの口座内の資産を把握出来てクレジットカードの出費についても買い物をしたタイミングで自動で記帳されるので手間が省けて非常に便利です。
データを記録し、自動で分析が可能
収入と支出の可視化が出来ただけではお金を管理しているとは言えません。実際にどのように管理すれば貯蓄が増えていくのか分析し行動することが重要です。アプリでは(こちらも一部アプリのみ)自動で分析し、どこをどう削減すればよいのか目安を表示してくれる機能があります。自分で分析するのが苦手な方は利用してみるといいでしょう!
アプリを使用する危険性について
アプリの実用性について記載してきましたが実際にアプリの危険性は全くないのでしょうか?
銀行口座やクレジットカードとの連携によるリスクも懸念されますが、結論からいうと危険性はありますが低いです。理由としては個人情報の流出が懸念されるのがアプリのハッキングからになりますが、各銀行ではログインにID・パスワード以外に情報が必要なので不正に取引されてお金が引き出されるリスクは少ないと言えます。
家計簿アプリのオススメ10選
アプリの有用性は理解出来たでしょうか?
では実際にどのようなアプリがあるのか、自分にあったアプリを見つけましょう!
これから始めたい初心者向けアプリ
Zaim
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現在750万ダウンロードを超える日本最大級の無料オンライン家計簿アプリです。App Store、Google PlayのiPhoneの2大アプリマーケットにて常にランキングが上位にきており利用者数NO.1のアプリです。 iPad ,Android といったスマートフォンからはレシートの自動読み取り機能が使えます。レシートの自動読み取り精度は他のアプリと比較しても非常に高くレシートでしっかり管理したい方向けです。週次でデータグラフが見えるので無駄遣いを抑えることが出来ます。
対応の金融機関は約1,500を超えて銀行やクレジットカードの Web 明細に接続して自動的に入出金を記録する資産管理としても使えることが出来ます。Zaimについては機能性はシンプルで操作性が非常によいのでこれから始めたい人にはぴったりでしょう。
・かけ~ぼ
かけ~ぼ
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かけ~ぼは金融機関との連携やレシート読み込み機能はついていませんがとにかくシンプルに操作性やデザイン特化したアプリです。手入力ですが見やすいグラフで収支を分析することが出来ます。初期設定の状態からすぐに家計簿を始めることが出来るので、難しい操作がいらずに継続して出来るアプリです。
シンプルで見やすく設計されているのでアプリ側も毎日続けてもらえるような配慮がされているため非常にありがたいですね。直感的に操作が出来るつくりになっているのでストレスなく続けることが出来ます。
おカネレコ
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約400万人が使用している初心者向けの非常にシンプルな使いやすいアプリです。特徴としては有料課金にはなりますが機能性を追加することが可能で自分なりのカスタマイズが出来るので、無料版と有料版でのすみ分けがしっかり出来ているアプリです。
シンプルながら入力防止の通知であったりごほうび機能といった利用者目線のちょっとした嬉しい機能がついているので初心者が続けやすい環境が整っています。
・らくな家計簿
らくな家計簿
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こちらのアプリもシンプルな操作性を重視した家計簿アプリです。Android版のみですが「音声入力」がついているのも一つの特徴で資産管理機能も徐々に追加されているおり徐々に注目を集めています。アップデートにより毎月の支出として設定されているものを繰り返し設定できるようにもなっており常にUIを意識した設計になっています。
・シンプル家計簿-Monelyze(Moneybook)
家計簿 Monelyze – シンプルな家計簿アプリ
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「Moneybook」から「Monelyze」に名前が変更し大規模なリニューアルが行われたアプリです。シンプルで入力しやすい初心者に優しいアプリです。入力した情報の分析が可能でキャッシュフロー分析・アカウント分析・カテゴリー分析が行えます。グラフも分かりやすくなっており高度な機能はないですがお手軽に続けたい方向けへのアプリです。IOSのみで170万ダウンロードを記録するなど様々なメディアや雑誌、SNSでも紹介されている今伸びが著しいアプリと言えます。
しっかり資産管理したい方向けアプリ
マネーフォワード
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チュートリアルの徳井さんがCMで出ている家計簿アプリです。約2600社という自動連携対応数・対応サービスはアプリ内では群を抜いて多いです。投資や資産運用をしている人にとっては最適なアプリでしょう。ただ無料版では連携数に限りがあるため月額固定のプレミアムサービスに申し込むと無制限になります。ただ有料版といっても月額500円と高くはないので、自動連携対応数を増やしたい方や詳細なグラフを見てどこが悪いのか改善したいと思っている方はプレミアム版を利用するとよいでしょう。
マネーツリー
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Moneytreeの特徴はシンプルでスタイリッシュなUIが特徴でPC利用、金融機関の連携も可能です。残高や支出のサマリ情報を簡単に確認することが可能です。また個人が複数の端末を利用できるだけでなく、複数の人間で利用状況や口座残高などのデータを共有することもできます。なので1つの家計を夫婦それぞれの端末管理することも簡単に行うことが出来ます。
またマネーツリーで集約したデータはクラウドでバックアップ保存されているためスマホを買い替えたり万が一紛失した場合でも安心です。
・家計簿おとなのおこづかい帳
家計簿おとなのおこづかい帳
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シンプルな手入力タイプのアプリですが収入・支出の自動入力、銀行・現金間の振替、バックアップ、予算設定などの補助機能が充実しておりカテゴリごとの支出予定額を設定すると今月使える金額が表示されます。予算内で収まるように意識しつつ支出をコントロールすることが可能なアプリになっています。必要以上に高機能でなくシンプルな分、操作性が優れているため初心者でも簡単に扱うことが出来ます。
家計簿Dr.Wallet
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レシート読み込み機能、PCからの利用、金融機関の連携など機能を踏襲しつつ特徴として「人力」で撮影したれシートから家計簿を作ってくれる点が強みです。その精度は99.8%とことで無料で月に100枚まで作成が可能です。しかも自動でカテゴリ分類やデータベース上で判断してくれるため自分で仕分けしなくてもよいのがいいですね。
データ記入されたレシート以外にも手書きの領収書やAmazonの納品書等も人力ならではでデータ化出来るので正確性ではダントツの信頼性があります。
女性向けアプリ
レシーピ!
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アルパカのアイコンが印象的な女性向けに特化した家計簿アプリです。特徴としてはレシート読み込み機能の中で購入した食品からレシピを提案してくれたり継続していくことでdポイント、楽天Edy、WAONポイントといった還元機能があったり、バッジがもらえる等、女性目線で長く継続するための機能が豊富なアプリです。
学生向けアプリ
簡単!こづかい帳 – 無料で人気の簡単な家計簿・小遣い帳
Jun Sutou無料posted withアプリーチ
学生向けで親しみやすいお馴染みの学生帳のデザインで中身は通帳のようにできているアプリです。まるでノートで書くように入力できるため使いやすさ重視で学生だけでなく、大人が使っても違和感なく使いこなせることでしょう。
まとめ
如何だったでしょうか?
これからお金管理を始めたい人も既に始めている人も自分のやり方にあったやり方が必ずありますし、その方法が見つかってさえしまえば継続出来ます。家計簿アプリと一口で言っても様々な特徴があり、機能性を重視したタイプや逆にシンプルで使いやすさをを重視したタイプ、女性向けに特化したタイプ等たくさんあるので自分に合ったものを見つけてみて下さい!
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