現在、ビジネス・留学・に日常生活でも、英語を使う機会は増えており、英会話を学ぼうという方も増えているのではないでしょうか。ただ、多くの英会話教室がある昨今、自分にとって最適なスクールはどこかと迷われる方もいるでしょう。
今回は、大手英会話教室のイーオンの特徴をご紹介します。イーオンに興味を持たれている方や、レッスンを受けようと検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
イーオンの特徴
イーオンは全国に249校ある大手の英会話スクールです。「日本人学習者の弱点を分析し開発された「L&Aメソッド」というオリジナル教授法と教材」を売りにしておりますが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。
日本人専用のカリキュラムと教材
長い間勉強したのに、話せない・・・日本人で英語を学んでいる方に多い傾向だそうです。実際私も、学校の授業での英語はテストの点もそれなりに取れていましたが、話すとなると全くできず、外国の方に道を聞かれても、意味は分かるけど話せないので、ジェスチャーで対応する始末です(笑)
イーオンでは、その人のレベルに合わせた複数のレベルがあります。また、日本人が学びやすいように作成されたオリジナルのテキストが用意されています。
ネイティブと日本人両方の講師
イーオンでは日本人講師と外国人講師両方のレッスンを受けることができます。
日本人講師の場合、日本人学習者の視点でのアドバイスや指導を受けることができ、日本語で質問することも可能です。また、フィードバックも日本語なので、理解しやすいこともメリットでしょう。
外国人講師は英語を教えたいという高い意識を持った人であるのと、またネイティブならではの表現などが学べるのがメリットです。
日本人講師、外国人講師、目的や好みに応じて選択するとよいでしょう。
レッスンの形式
イーオンのレッスン形式は3種類あり、自分がどのように上達したいかにより、これら3種類のレッスン形式は同時に組み合わせて受講することができます。
①ラウンドアップレッスン
1クラスあたり最大5人のグループでレッスンを受けます。1レッスンは50分で、初心者~中級者の方が英語の基礎や正確さを短期間で身につけるのに適したレッスンです。
グループレッスン
1クラスあたり8名までのグループでレッスンを受けます。1レッスンは50分で毎回テーマを設定して行う実践形式のレッスンです。
③プライベートレッスン
マンツーマンのレッスンです。マンツーマンなので、先生に質問などがしやすく、短期間で成長したい人などに向いているレッスンです。
これらのレッスンは自分の目的に合わせて2つ以上を組み合わせ、オーダーメイドのプログラムを作成できます。例えば、仕事で英会話が必要になった方には、基礎的な勉強を「ラウンドアップ」で行い、実戦練習を「グループレッスン」で行うなどです。
コースと授業料
イーオンでは全9種類のコースが用意されています。コース毎の特徴を簡単に書きますので、自分の目的に合わせて検討するといいでしょう。
日常英会話コース
日常英会話コースは、英会話教室に通うのが初めての方や、英語で海外の方と日常会話ができるようになりたい方向けです。
授業料の例(ラウンドアップ)
- 週1回・50分のコースで「24,750円/月額換算」×12か月
- 週2回・50分のコースで「45,925円/月額換算」×12か月
トラベル英会話コース
トラベル英会話コースは、海外旅行前の準備や、海外旅行によく行く人、または海外旅行に行った際にあまりしゃべれずに、次の旅行の際は喋れるようになっていたい。という方におすすめです。
海外留学&ホームステイ準備コース
海外留学・ホームステイ前の勉強のためのコースです。海外での生活面を想定したプログラム構成になっているので、学習したことが現地でそのまま使えます。
ビジネス英会話コース
現在、仕事で英会話を求められている方向けです。日常英会話と異なる、ビジネスシーンでの英会話の文法や表現を学ぶことができます。
授業料の例(ラウンドアップ)
- 週1回・50分のコースで「24,750円/月額換算」×12か月
- 週2回・50分のコースで「45,925円/月額換算」×12か月
一般教育訓練給付制度対象コース
一定期間雇用保険に加入していた人が利用できる「一般教育訓練給付制度」が適用できるコースです。基本的なビジネスでの英会話やメール文作成などを学びたい方にお勧めです。
一般教育訓練給付制度とは:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
TOEIC・L&R テスト対策コース
TOEICとL&Rの試験対策向けコースです。仕事で試験を受ける必要が出た方はもちろん、就活や転職のために試験を受けてみようという方にもおすすめです。
小学校英語指導者資格取得コース
小学校での英語教育に必要な知識や技能を持った指導者の資格である「小学校英語指導者資格」合格のスキルを学びながら、自身の英語力も磨けるコースです。
高校生のための英会話
学校で学んだ英語知識を、話せる英語に変えるためのコースです。もちろん、定期試験や受験対策にも対応していますので、英語が苦手な方や、将来英語を使う職業を志しており、もっと伸ばしていきたい方にはお勧めです。
授業料の例(ラウンドアップ)
- 週1回・50分のコースで「24,750円/月額換算」×12か月
- 週2回・50分のコースで「45,925円/月額換算」×12か月
大学生のための英会話
現在の大学は多様な人種の方と一緒に研究する機会があります。そういう際に使える英語力を身につけたい方や、就職に向けて英語力を身に着けておきたい人にお勧めです。
授業料の例(ラウンドアップ)
- 週1回・50分のコースで「24,750円/月額換算」×12か月
- 週2回・50分のコースで「45,925円/月額換算」×12か月
子どものためのイーオンキッズ
その他、1歳から中学3年生までの子供向けコースもあります。小さいころから英語に親しませておきたいと考えている親御さんや、英検受験などを考えている小学生~中学生の方にもおすすめです。授業内容・授業料は年齢ごとに分かれています。
子どもの英語教育で悩まれている方は下記記事もご覧ください。
幼児期の英語教育は意味があるの?正しい教育をするために考えるべきこと。
担任制
イーオンは同じ講師で授業を受けられます。なので、自分の課題などを把握してもらいやすいのと、慣れ親しんだ人から授業を受けたいという方にはぴったりの制度です。
イーオンに通う際の注意点
イーオンでの受講を検討する上で、ここは抑えておきたいというポイントを紹介します。
グループレッスンの人とレベルが合わない
イーオンのグループレッスンは~8名でレッスンを受けることになります。グループごとにレベル分けがされるようですが、それでも周りの人とレベル感が合わずに発言しにくい時もあるかもしれません。
グループレッスンを受ける際は、臆せずに発言をすることで、講師や他の生徒とコミュニケーションをとるように心がけた方がよいでしょう。
振替制度
イーオンでは基本的にレッスンは曜日固定となっていますが、事前連絡で他の日に振替することができます。ただし、振替可能な日はレッスン形態によって異なりますので、振替の際には注意が必要です。
他の大手との比較
「イーオンの魅力は伝わったけど、実際他の大手英会話教室とはどのような違いがあるのか。ここでは簡単に違いを紹介したいと思います。
Gabaマンツーマン英会話との違い
Gabaマンツーマン英会話は徹底したマンツーマンレッスンと、柔軟な予約制度が人気の英会話教室です。自分の弱点に沿ってしっかりとした授業を受けたい方や、仕事などが忙しく、決まった時間が取れないという方にお勧めです。
Gabaマンツーマン英会話:https://www.gaba.co.jp/
NOVAとの違い
「1万円ポッキリ留学」「駅前留学」などでおなじみのNOVAは、入会金がかからず、月謝制のため費用が安く・立地も良いので通いやすいのが特徴の英会話教室です。まずは予算を抑えて英会話を始めたいという方にはお勧めです。
ECC外語学院との違い
子供~大人まで幅広いレッスンプランがあり、講師の質も高いという評判が多いです。また、授業をポイントで購入する「ポイント制」を取っているため、コースによっては短期間で集中的に授業を取ることもでき、短期で学習したい方にもお勧めです。
ECC外語学院:https://www.ecc.jp/
その他の英会話スクールも検討したい方は下記記事もご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。イーオンは、日本人向けに作られたカリキュラム・テキストの質が良く、講師も担任制なところもいい点でしょう。ただし、レッスン形態・コースによっては若干割高になる場合もあります。自分の目的や予算感に合わせ、英会話教室を検討する際に、この記事がその一助になれば幸いです。
コメント