グローバル化が進む現代、ビジネスシーンにて英語で挨拶をしなくてはならない機会も増えてきたのではないでしょうか?会食の席や取引先とのミーティングで、スマートに英語を使い挨拶できたら、お互いの理解も深まり良い関係を築けるはずです。いつでもどこでも自信を持って英語で挨拶ができるように、事前に練習しておきましょう。
5つの心構え
慣れない英語での挨拶を堂々と自信をもって対応するためには5つの心構えが必要です。以下1つずつ確認していきます。
挨拶の前に話題を考える
まずは相手に英語で挨拶をする前に、どんなことを話すのかある程度シミュレーションをしておきましょう。お互いの自己紹介はもちろんのこと、相手と親しくなれる、話が広がるようなトピックを何個か用意して英語で話せるようにしておくことがポイントです。
オススメとしては家族、旅行、趣味といった誰もが興味を持ちやすいトピックが良いでしょう。余程親しくない限り、感情的になりやすい政治や宗教の話は避けた方が無難です。
自信を持って挨拶する
「正しい英語で話さなきゃ恥ずかしい」と考えて、自信なさげに挨拶をする状況に陥りがちですが、何よりも重要なのは自信です。日本では謙遜が美徳として捉えられるシーンが数多くありますが、海外では謙遜も必要ありません。海外では自信が大変重視される点を認識し、堂々と挨拶しましょう。
相手の目を見てしっかり握手する
海外で相手の目を見て話すことは「あなたに関心があります」ということを意味します。逆に目が合わないと「関心がありません」という態度で伝わってしまいますので注意が必要です。握手についても日本のように柔らかい握手ではなく、ガッチリとした力強い握手が海外では好まれます。日本人にとっては目を見て話すこと、そしてガッチリと握手することに恥ずかしさを感じることもありますが、海外の文化として割り切ってしっかりと対応しましょう。
しっかりとした口調で低めの声で話す
日本では「高い声=かわいい」というイメージが強いこともあり、挨拶する際に愛嬌を出そうと声が高くなることがありますが、高い声は欧米を中心に海外では好まれません。男女ともに低く落ち着いた声がセクシーと捉えられ好まれます。気をつけましょう。
日本と海外のビジネス作法の違いを理解する
日本と海外のビジネス作法の違いですが、大きく2点挙げられます。それが「①お辞儀をしない」、「②名刺を重要視しない」点です。
お辞儀をして頭を下げる姿勢は自信のない印象を与えるため、欧米ではお辞儀をすることは稀です。お辞儀をしなくても無礼にはならないので積極的に行う必要はありません。ただ挨拶をする相手が日本びいきの方であれば、あえてお辞儀をして、日本式の挨拶に対し好感をもって頂いても良いでしょう。
また日本では暗黙のルールである名刺交換ですが、海外では一般的ではありません。そのため名刺交換をしたい際には、下記のようなフレーズを用いた上で名刺交換をしましょう。
Let me give you my business card.
[訳: 名刺をお渡ししてもよろしいですか?]
Do you have a business card?
[訳: 名刺はお持ちですか?]
また渡した名刺に目の前で何かメモを記入されることもよくあります。日本では失礼な行為になりますが、海外では特にそのようなルールはありません。嫌がらせをしようとしている訳ではないという点を事前に理解しておきましょう。
挨拶の基本を学ぼう
それでは次に、具体的に英語での挨拶について学んでいきましょう。
初めましての挨拶をしよう
初めて会う方の場合、第一声の声と笑顔がとても重要です。軽めに声掛けをし、スマートに自分の名前を名乗りましょう。またその際に目線を合わせて握手をするのが一般的です。
Hi, I am Jiro Ito.
Hello, my name is Jiro Ito.
[訳: こんにちは、わたしはいとうじろうです]
カジュアルなシーンでは ”I am ◯◯” とファーストネームを述べることが一般的ですが、かしこまったビジネスシーンでは “My name is 〇〇”も使われることがあります。日本語でいうと”I am ◯◯” が「わたしの名前は〇〇です」に対し、“My name is 〇〇”が「私の名前は〇〇と申します」といったニュアンスの違いがあります。
また名前を伝えた後に、会えた喜びを伝えましょう。
(It’s) Nice to meet you.
(I’m) So glad to meet you.
[訳: お会いできて嬉しいです]
相手に先に自己紹介をされた場合は、自分も名乗りつつ積極的に相手の名前を入れて挨拶を返すと良いでしょう。
Hello Lisa, I’m Jiro Ito.
[訳: こんにちは、リサ。わたしの名前はいとうじろうです]
Nice to meet you too, Lisa.
[訳: お会いできて嬉しいです、リサ]
よく「会う」の意味で使われるMeetとSeeですが、初対面の人に会うときに使うのはMeet、一度でも会った人に再度会う時に使うのはSeeという違いがあります。覚えておきましょう。
お互いについて知ろう
初めましての挨拶が終わったら、次にお互いについての理解を深めましょう。共通点を見つけるとより仲良くなることができます。
会社
”What do you do?” [訳: お仕事は何をされていますか?]のフレーズは、ビジネスシーンだけではなくプライベートでもよく出てきます。基本を押さえて、自分の仕事について話せるようになりましょう。まずは会社の話をする場合です。
I work for Otona trading company.
[訳: わたしはおとな商事で働いています]
I work as a management consultant at Otona consulting firm.
[訳: わたしはおとなコンサルティング社で経営コンサルタントとして働いています]
どちらの表現も所属先の会社名を後ろにおくことで、勤務先を表すことができますが、Work forは雇用に対して、Work atは場所に対してポイントが置かれます。
会社に属しておらず、自営業の場合は下記の表現を使いましょう。
I am self-employed running a grocery store.
[訳: わたしは自営業にて食料品店を経営しています]
業界・部署・職種
業界・部署・職種について話をする場合です。
まずは業界について話す場合、下記の表現を覚えましょう。
I work in the IT industry.
[訳: わたしはIT業界で働いています]
”IT”のところに違う単語を入れるだけで、自分の働いている業界について話すことができます。下記の単語一覧からご自身の働いている業界を見つけて、使ってみてください。
■ 業界を表す英単語
金融: financial
広告: advertising
マスコミ: media
出版: publishing
建設: construction
製造: manufacturing
物流: logistics
小売り: retail
ファッション: fashion
自動車: automotive
貿易: trading
次に部署について話す場合の表現を覚えましょう。
I work in marketing.
[訳: わたしはマーケティング部で働いています]
I work in the accounting department.
[訳: わたしは経理部で働いています]
業界同様、部署を表す英単語を使って、自分の働いている部署について説明できるようにしましょう。
■ 部署を表す英単語
営業: sales
広報: public relations
人事: human resources (HR)
財務: financial affairs
経理: accounting
法務: legal affairs
総務: general affairs
企画: planning
マーケティング: marketing
販売促進: sales promotion
研究開発: research and development
最後に職種について話す場合の表現を覚えましょう。
I am a sales representative.
[訳: わたしは営業担当者です]
職種を表す英単語の一覧はこちらです。”I am a/an ~”を使って、自分の職種を説明しましょう。
■ 職種を表す英単語
秘書: secretary
会計・会計士: accountant
弁護士: attorney
SE/システムエンジニア: systems engineer
プログラマー: programmer
事務職: clerk/office clerk
受付係: receptionist
デザイナー: designer
編集者: editor
不動産仲買業者: realtor
販売員: representative/seller
ポジション
ポジションについても”I am a ~”で表現可能です。
I am a director of Otona securities company.
[訳: わたしはおとな証券会社の取締役です]
I am in charge of the sales department at Otona construction company.
[訳: わたしはおとな建設会社の営業担当者(責任者)です]
ポジションについての英単語も合わせて覚えましょう。ただしポジションについてはその会社ごとに名称が異なる場合があるので注意が必要です。
■ ポジションを表す英単語
取締役会長: chairperson
代表取締役: representative of directors
社長: president
取締役/役員: director(s)
部長: manager/director/chief of a department
課長: manager/section chief/section manager/assistant general manager
係長: chief clerk/section chief/senior staff
社員: staff/member
室長: chief
工場長: factory manager
“I am in charge of ~”の後ろに部署名をおくだけで、”~担当者”もしくは”~責任者”という意味になります。わかりにくいポジションについての英単語を使用せずに簡単に表現できるためオススメです。
業務内容
担当している業務内容についての表現は下記のように行います。単語は先に挙げた業界、部署、職種などの単語を組み合わせれば対応できます。具体的に話して相手にイメージを持って貰うように心掛けましょう。
I am involved in human resource consulting.
[訳: わたしは人事コンサルティング業務に関わっています]
I specialize in planning a new business.
[訳: わたしは新規事業の企画に携わっています]
I am responsible for how to sell our products.
[訳: わたしは販売方法の立案について担当しています]
I head/manage the public relations.
[訳: わたしは広報部を統括しています]
出身地や、訪れたことがある都市
出身地や訪れたことがある都市についての表現は下記の通りです。私の経験上旅行など土地に根差した話はどなたともとても盛り上がります。スムーズに話せるようにしておきましょう。
I was born and raised in Tokyo.
[訳: 私は東京で生まれ育ちました]
I used to live in Tribeca in NY for one year.
[訳: 私はかつてニューヨークのトライベッカに1年間住んでいました]
Is it the first time for you to visit Tokyo?
[訳: 東京を訪れるのは初めてですか?]
Which spot in Tokyo do you like the best?
[訳: 東京のどの場所が一番すきですか?]
I have been to Australia twice.
[訳: オーストラリアは2回行きました]
I like Australia so much because it is so peaceful and beautiful.
[訳: オーストラリアは平和で美しいので、わたしは大好きです]
年齢
年齢についてはビジネスシーンでは触れない方が良いでしょう。特にアメリカでは仕事の面接などで年齢を聞くことは法律違反となるなど、年齢についてとてもセンシティブです。その上で、めったに使わないと思いますが丁寧に年齢を聞く&年齢を言う表現は以下の通りです。
Can I ask your age?
May I ask how old you are?
[訳: おいくつですか?]
I am 27 years old.
[訳: わたしは27歳です]
誕生日
誕生日についても年齢同様センシティブな話題になる可能性はあるのですが、星座など話題の幅が広がる可能性があるので触れてみても良いかもしれません。日本人が血液型占いが好きなように星座占いが好きな外国人は結構いるので、話題に出たら対応できるようにしておきましょう。
I was born in 1995.
[訳: 私は1995年生まれです]
My birthday is December 1st.
[訳: 私の誕生日は12月1日です]
My sign is Sagittarius.
[訳: 私の星座はいて座です]
When is your birthday?
[訳: あなたの誕生日はいつですか?]
What is your sign?
[訳: あなたの星座は何ですか?]
以下が星座の一覧です。自分の星座を英語で言えるようにしておきましょう。
■ 星座を表す英単語
牡羊座(3/21 – 4/19): Aries
牡牛座(4/20 – 5/20): Taurus
双子座(5/21 – 6/21): Gemini
蟹座(6/22 – 7/22): Cancer
獅子座(7/23 – 8/22): Leo
乙女座(8/23 – 9/22): Virgo
天秤座(9/23 – 10/23): Libra
蠍座(10/24 – 11/22): Scorpio
射手座(11/23 – 12/23): Sagittarius
山羊座(12/24 – 1/19): Capricorn
水瓶座(1/20 – 2/18): Aquarius
魚座(2/19 – 3/20): Pisces
家族
万国共通、家族の話題は盛り上がるものです。家族についても話題として話せるようにしておきましょう。
I’m single.
[訳: 独身です]
I’m married.
[訳: 既婚者です]
It’s a four-person family.
We are a family of four.
[訳: 4人家族です]
I have two children, a 5 year old girl and a 3 year old boy.
[訳: わたしには5歳の娘と3歳の息子がいます]
I am a father of two children, a 3 year old girl and a 2 year old boy.
[訳: わたしは3歳の娘と2歳の息子の父親です]
I like spending time with my children on weekend.
[訳: わたしは週末に子供と一緒に過ごすのが好きです。]
My son likes playing baseball these days.
[訳: 私の息子は最近、野球をするのが好きです。]
なるべく親しく雑談をしよう
その他、親しくなるために使える話題について確認していきましょう。
天気
日本語でもそうですが天気の話題は共感を得るためにとても効果的です。話題として表現できるようにしておきましょう。
We couldn’t ask for a nicer day, could we?
[訳: この上なく良いお天気ですね!]
Can’t believe it is November, it is so hot outside.
[訳: 11月とは思えないほど、外はとても暑いです。]
How was the weather in Melbourne when you left?
[訳: 出発の時メルボルンの天気はどうでしたか。]
Which weather do you like better, hot or cold?
[訳: 暑いのと寒いのどちらの天気が好きですか?]
趣味や余暇の過ごし方
趣味や余暇の過ごし方は、非常に盛り上がる話題ではないでしょうか?あなたの個性を表現できる話題でもあります。
I like collecting panda goods.
[訳: わたしはパンダグッズを集めるのが好きです]
I often go to foreign countries on pleasure.
[訳: 余暇は海外旅行によく行きます]
I want to be muscular so I go to gym everyday these days.
[訳: 私はマッチョになりたいので最近毎日ジムに行きます]
What is your hobby?
[訳: あなたの趣味は何ですか?]
映画
映画も盛り上がる話題の1つです。相手の好みに合わせて話題を出せるように練習しましょう。
I like that famous scene of Titanic.
[訳: わたしはタイタニックのあの名場面が好きです]
I want to star at the latest episode of Star Wars.
[訳: スターウォーズの最新エピソードに私は出演したいです]
I am good at mimicking a favorite phrase of Godfathers.
[訳: わたしはゴッドファーザーの口癖を真似するのが上手です]
I want to live a fun life like the main character’s of Trainspotting.
[訳: トラインスポッティングの主人公のような面白い人生を生きたいです]
スポーツ
サッカーや野球をはじめとするスポーツは、多くの人にとって関心が高く共通して盛り上がれる話題の1つです。
What sport do you like the best?
[訳: どんなスポーツが一番好きですか?]
I have been playing baseball since I was a little boy.
[訳: 小さいときから野球をプレーしています]
Mr.Ohtani is the best baseball player.
[訳: 大谷さんは最高の野球選手です]
I am often said to look like Mr.Ohtani.
[訳: わたしは大谷選手に似ているとよく言われます]
別れの挨拶をしよう
最後に別れの挨拶をしっかりして、相手に好印象を残しましょう。
It was nice meeting you.
[訳: お会いできて良かったです]
It was nice talking you.
[訳: お話できて良かったです]
See you soon.
[訳: また近いうちにお会いしましょう]
「Nice to meet you」は「お会いできて嬉しいです」という意味を持つ一方、「Nice meeting you」は「お会いできてよかったです」という事後の意味を持ちます。つまりそれぞれ、最初に会った際に使う言葉と、会った後別れ際で使う言葉という点で違いがあります。前提として不定詞(to do)にはこれからのこと、動名詞(~ing)には過去のことを表現するという違いから、このような表現の違いが生じています。
応用編 相手やシチュエーションに合わせて挨拶を変えよう
一通り英語での挨拶について確認してきましたが、日本語と同様、相手やシチュエーションによって話し方を変えることができれば、より親近感や丁寧な印象を与えることができます。そこでそれぞれのケースに合わせた挨拶について確認していきましょう。
フォーマルな挨拶
フォーマルなパーティや接待の場など、丁寧な印象を残したい場合に使える表現は以下の通りです。ただし硬い印象を与える場合もあるので、注意が必要です。
How do you do, sir / madam?
[訳: おじさま/奥様、ごきげんよう]
It’s a pleasure to make your acquaintance.
It is a pleasure to meet you.
[訳: あなたとお会いできて光栄です]
The pleasure is all mine.
[訳: とんでもありません]
またなかなかお会いできないような方の場合は下記表現を使うと良いでしょう。
I’m honored to meet you.
It’s an honor to meet you.
[訳: お会いできて光栄です]
友人や同僚など親しい間柄の挨拶
親しい間柄の方に日常的に挨拶をする場合、使える表現は以下の通りです。
What’s up?
[訳: 調子はどうだい?]
Good to see you.
[訳: 会えて嬉しいよ]
Same old, same old.
[訳: 相変わらずだよ]
Nothing much.
[訳: 別に]
久しぶりに会う人への挨拶
久しぶりに会った方に挨拶をする場合は、下記表現が使えます。
Long time no see.
[訳: お久しぶりです]
Nice to see you.
[訳: また会えて嬉しいです]
How are you doing?
[訳: お元気ですか?]
How have you been doing recently?
What have you been up to recently?
How are things going?
[訳: 最近どうですか?]
季節のイベントで会った場合
季節のイベントと会った日が重なった場合、季節の挨拶が求められます。
A happy new year !
[訳: 新年明けましておめでとうございます]
Wishing you a season filled with beautiful moments and happiness.
[訳: すばらしい一年になりますように]
Happy Easter!
[訳: ハッピーイースター!]
Happy Easter! Have a lot of eggs!
[訳: ハッピーイースター!たくさんの(イースター)エッグを貰えますように!]
Happy Halloween!
[訳: ハッピーハロウィーン!]
Trick or Treat!
[訳: お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ]
Merry Christmas!
[訳: メリー・クリスマス]
Have your best Christmas ever!
[訳: 最高のクリスマスをお過ごしください]
名刺交換をする場合
名刺交換の際に必要となるフレーズは基本的に「挨拶の基本を学ぼう」と同様です。ただし先にも書きましたが、名刺交換は海外では一般的ではないため相手の様子を見て対応するようにしましょう。名刺交換を行う場合は「名刺交換をしましょう」と声をかける必要があります。
Could we exchange business cards?
[訳: 名刺交換をしてもよろしいでしょうか?]
Here is my business card.
[訳: こちらが私の名刺です]
My name is Jiro Ito.
[訳: 私はいとうじろうと申します]
Everyone calls me Jirorian.
[訳: みんな私のことをジロリアンと呼びます]
また海外の方との名刺交換のマナーについては、日本のように会ってすぐには行わないという点に注意しましょう。まずは相手の目を見て微笑みながら握手をし、挨拶をします。その後で名刺交換を行うという流れが一般的です。詳細についてはこちらの記事が参考になるのでご確認ください。
参考)
すべてのビジネスマンが今日から使える!名刺交換のマナー
海外でのビジネスに役立つ英語と名刺作成の基本マナー
人を紹介する場合
場合によってはあなたが仲介をして別の人を相手に紹介する、また紹介をされる場合もあるでしょう。その場合に使える表現は下記の通りです。
I would like to introduce my boss to you.
[訳: わたしの上司を紹介させてください]
Let me introduce my subordinate to you.
[訳: わたしの 部下を紹介させてください]
I was introduced to you by Mr.Nagashiro.
[訳: ながしろさんにあなたを紹介されました]
We were referred to your company by Otona trading company.
[訳: おとな商事に御社を紹介頂きました]
メールで挨拶する場合
メールでの挨拶は、メール特有のルールがあるため注意が必要です。下記7つのポイントを確認し、自信をもって英語でメールを送りましょう。
件名の書き方
何千ものメールの中で読まれるためには、件名のわかりやすさが非常に重要です。メールの概要が分かるように、具体的かつ適切なものを件名には記入するようにしましょう。
Requesting a price list of your new line of products
[訳: 新商品の価格表の請求]
Director’s Meeting on Febrary 12
[訳: 2月12日の取締役会議]
A new intern coming to the business department
[訳: 営業部にくるインターン生]
このように具体的に記載し、相手が開封する前にできる限り内容がわかるように対応しましょう。
また緊急メールの場合には、「Urgent:」と期限をあわせて記載しましょう。
Urgent: an estimate required before Febrary 19, 2019
[訳: 緊急:2019年2月19日までに必要となる見積書]
宛名の書き方
適切な相手に読まれるように、できるだけ名前は明記しましょう。
■ 担当者がわかる場合
Dear Mr. Smith,
[訳: スミスさんへ]
Dear Ms. Sara Smith,
[訳: サラ スミスさんへ]
Dear Connor,
[訳: コナーへ]
■ 相手の名前がわからない場合
男性:Dear Sir,
[訳: 親愛なるサー]
女性:Dear Madam,
[訳: 親愛なるマダム]
Dear Sir or Madam,
[訳: 親愛なるサーまたはマダム]
Dear all,
[訳: 親愛なる皆様]
■ 部署名がわかる場合
Dear Financial Department staff,
[訳: 財務部門担当者様]
Dear Sales Manager, Otona Co., Ltd.
[訳: 大人カンパニー営業部長様]
To Whom it May Concern; c/o Human Resources Department Manager,
[訳: ご担当者様,人事部長様]
■ 担当者も、担当部署名も分からない場合
To Whom It May Concern,
[訳: ご担当者様]
自己紹介
対面で自己紹介をするときと同じように、名前と企業名、所属部署を明記しましょう。
Hi, I am Ichiro Tanaka. I am in charge of sales department of Otona company.
[訳: たなかいちろうと申します。大人カンパニーで営業部門を担当しています。]
My name is Koki Iwase, working for a customer support contact center of Otona shop.[訳: いわせこうきと申します。大人ショップのお客様サポートセンターで働いています。]
はじめの挨拶
要件に入る前に、クッションとなる挨拶を挟むと良いでしょう。
Thank you for your requesting our catalog.
[訳: カタログのご請求ありがとうございます。]
Thank you for your prompt reply about my question.
[訳: 質問に対する迅速なご回答ありがとうございます。]
要件
なぜメールをするのか、簡潔に書きましょう。
I am mailing you because I would like to introduce myself.I am replacing Lisa Peterson, who will be on leave for childbirth.I’ll handle your account from March 1.
[訳: 自己紹介をさせていただきたく連絡いたします。産休予定のリサ・ピーターソンにかわり、3月1日より貴社の担当になります。]
I would like to introduce you our new human evaluation system.We launched the service on February 10. Now we give you a special offer, three-month free trial of it.
[訳: 新人事評価システムをご紹介いたします。2月10日より販売を開始いたしました。特別オファーとしまして3ヶ月間のフリートライアルをご提供いたします。]
締めの挨拶
メールを終わらせる前に締めの挨拶を書きます。
If there is any way I can be of assistance, please feel free to contact me anytime. [訳: お役に立てることがございましたら、お気軽にご連絡ください。]
Thank you for your consideration.I look forward to hearing from you.
[訳: ご検討いただきましてありがとうございます。お返事お待ちしております。]
締めの言葉
最後は締めの言葉とご自身の署名で締めくくります。
Best regards,
Goro Miyakawa
[訳: よろしくお願いします。みやかわごろう]
Sincerely,
Takahito Yuki
[訳: 今後ともよろしくお願いします。ゆうきたかひと]
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おわりに
ビジネスシーンで使える英語の挨拶表現について見てきましたが、如何だったでしょうか?今回紹介した挨拶表現だけでも、お互いの理解を十分に深められる挨拶ができるはずです。これから更にグローバル化が進み、様々なバックグラウンドの方々と一緒に仕事をする機会も増える中で、英語で挨拶をしなければならない機会も数多く出てくると思います。相手と信頼関係を築き、気持ちよく一緒に仕事ができるように、今からしっかり練習してマスターしておきましょう!
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