最近よく聞く「サブスクリプションモデル」とは?【分かりそうで分からない単語を丁寧に解説!】

サブスクリプションモデル ビジネスマナー

最近よく耳にするようになった「サブスクリプションモデル」、または「サブスク」というこの単語。ミュージックアプリや、飲食店のサービスなど様々な業種業態で広がりを見せています。

今回は「サブスクリプションモデル」の意味や使い方、今後のビジネスにどう影響していくかも含めてご説明していきます!

  1. 「サブスクリプションモデル」とは?
    1. 今までの定額制サービスと「サブスクリプションモデル」の違い
    2. 「サブスクリプションモデル」のメリット
    3. 「サブスクリプションモデル」のデメリット
  2. 「サブスクリプションモデル」が注目され始めた背景
  3. 「サブスクリプションモデル」はなぜ注目されるのか
  4. 「サブスクリプションモデル」をビジネスで成功させる3つの秘訣
    1. サービスの持続性はあるのか?
    2. サービスの購入頻度はどうか?
    3. 競合他社がいるかどうか?
  5. 「サブスクリプションモデル」5つの事例
    1. Netflix|動画配信サービスのサブスクリプションモデル
    2. Spotify|音楽配信サービスのサブスクリプションモデル
    3. Kindle Unlimited|電子書籍サービスのサブスクリプションモデル
    4. 野郎ラーメン|飲食店のサブスクリプションモデル
    5. カルモ|自動車のサブスクリプションモデル
  6. 「サブスクリプションモデル」で契約できる、今旬なサービス5選!
    1. 月額980円でインディーズ映画が見放題!【DOKUSO映画館(ドクソーエイガカン)】
    2. 【トイサブ!】子供の年齢でカスタマイズした知育玩具のサブスクリプションサービス
    3. わたしだけのカラダ。わたしだけのスムージー。 パーソナルスムージー【GREEN SPOON】
    4. ブランドバッグ使い放題【ラクサス】
    5. 【KINTO】愛車サブスクリプション
  7. 「サブスクリプションモデル」の特徴を理解してビジネスを展開しよう

「サブスクリプションモデル」とは?

スピーカーからメディアで飛び出ている「サブスクリプションモデル」とは、利用する期間に対して支払いをするモデルのものです。最近では「サブスク」とも言われていますね。

分かりやすく言えば、「月額制」や、「年額制」などの料金プランが当てはまります。

企業側にとっては安定した収益を見込むことができるので、「サブスクリプションモデル」を活用していく企業はどんどん増えています。

今までの定額制サービスと「サブスクリプションモデル」の違い

では、今までの定額制サービスと「サブスクリプションモデル」とではどこがどう違うのかを見ていきましょう。

今までの定額制サービスは、ただ商品やサービスを分割払いにして提供しているといった形ですが、「サブスクリプションモデル」は、データを集積し、分析し、新しいサービス改善につなげていっているというところが定額制サービスと決定的に異なっている部分です。

サービス会社やメーカー、販売会社の視点で一方的にサービスを提供するのではなく、サービス提供を通じて顧客のデータを蓄積し、顧客視点でデータを分析することで、より顧客が満足できるサービスに近づけていくのが「サブスクリプションモデル」です。

「サブスクリプションモデル」のメリット

続いて「サブスクリプションモデル」のメリットについて、企業側と顧客側の、双方の視点からそれぞれ見ていきましょう。

まず企業側のメリットとしては以下となります。

〇企業側
  • 継続的な課金による収入の安定
  • 顧客データを分析して新商品・サービスに反映
  • 新規顧客の導入障壁をさげ、利用者増加の期待ができる

企業側の「サブスクリプションモデル」のメリットとしては、低価格なプランを提供することで顧客層を拡大できることです。

例えもし仮に単価が下がったとしても、大量に新規顧客が増えかつリピートしてもらえるようになれば、大きな売上げになります。

また、無料・低価格からのスタートとなるので、これまでのように新規開拓までの労力があまりかからないかつ、データを分析しながら素早く次の施策を打つことが可能となってきます。

そのため、顧客フィードバックを新規事業に活かしやすくなります。

また、顧客側のメリットとしては下記となります。

〇顧客側
  • 利用開始のハードルが少ない
  • 興味のある商品・サービスをお試し感覚で使うことができる
  • ハイクラスな商品(高級車、高級時計、etc)を低価格で使用することができる
  • 商品を処分する必要がない(捨てる手間や費用が不要に)

顧客側のメリットとしては、

  • これまで価格が高くて手が出せなかった商品、サービス
  • 絶対に欲しいとまではいかないがではないが少し興味がある商品、サービス

などを気軽に試すことができるため、新たな体験や感動をする機会が増え、生活をより楽しむことができるようになります。

仮にもし、期待通りではないサービスの場合は、月単位の契約なら1ヶ月だけ使って解約することも可能ですし、基本的に低価格なサービスが多いので「買って損した、、」という気持ちになることはほとんどないでしょう!

「サブスクリプションモデル」のデメリット

次は「サブスクリプションモデル」のデメリットについて、企業側と顧客側の双方の視点からそれぞれ見ていきましょう。

〇企業側
  • 簡単に解約されるリスクがある
  • 資金の回収が遅くなる
  • 一時的に売上げが下がる

企業側の大きなデメリットとしては、簡単に解約されてしまうリスクがあることです。

そこから大きく売上げを伸ばしていくためには、大量の新規顧客を獲得することが必要となってきますが、顧客のターゲット設定単価設定などをしっかりとマーケティングしておかないと、単純に売上げが減ってしまう可能性もあるので注意が必要ですね。

〇顧客側
  • それなりの出費になる
  • 生産性の視点から見るとメリットが見出しづらい

低価格からスタートできるという点から興味本位で色々なものに手を出していると、それなりの出費にはなってしまいます。

また、デメリットとまでは言い難いのですが、必要以上の機能を持ったサービスを使い続けてしまう、という可能性もあります。

体験にコストを払うという価値観であれば、それでも問題ありませんが、生産性という観点で考えるとメリットが見出しづらい場合もあるでしょう。

「サブスクリプションモデル」が注目され始めた背景

コーヒーと新聞紙

近年では、消費者はモノを購入するよりも、必要な時にだけ使えればいいという人が増えてきました。その時代の中で、「サブスクリプションモデル」というビジネスモデルが注目を浴びはじめています。

また、人口が増えず、新規顧客の獲得が難しくなってしまった時代でもあるので、顧客一人一人に自社の商品やサービスを出来るだけ長く利用してもらうことが重要になってきました。

その課題を解決するため、「サブスクリプションモデル」は、モノを持ちたくないという消費者にとっても、自社の商品やサービスを出来るだけ継続して利用してほしいという企業にとってもWin‐Winなので、今注目されているというわけです。

「サブスクリプションモデル」はなぜ注目されるのか

考える男性 後ろ姿注目される理由としては、先述したように企業にとっても顧客にとっても、Win‐Winなモデルのためだと考えています。

なかなか人口が増えず、新規顧客開拓が難しい今の時代では、一人の顧客に自社の商品やサービスをできるだけ長く継続して利用してもらうことが非常に重要な経営課題になっている中で、継続利用を前提とした「サブスクリプションモデル」は、この課題を解決する新しい販売モデルなのです。

また、もう一つの注目される理由は、「所有価値」から「使用価値という生活者の意識変化からです。

「所有すること」よりも、「使いやすいこと」が選択基準になってきていると言われています。

高額な商品を汗水流して働いたお金で購入し、長く使い続けるよりも、自分の経済状態やライフステージに合わせて、使う商品を合理的に変えていく、というような価値観を持った人が増えてきています

以上2点が、「サブスクリプションモデル」が注目されている理由です。

「サブスクリプションモデル」をビジネスで成功させる3つの秘訣

会議 ビジネス続いて、「サブスクリプションモデル」をビジネスで成功させる秘訣についてご紹介していきます。これから導入を考えている方はしっかりチェックしていってくださいね。

サービスの持続性はあるのか?

まず、「サブスクリプションモデル」は、「サービスを継続して使い続けるユーザーがいる」という前提のもと考えられるビジネスモデルです。

つまり、そのサービスは何度も利用されるものである必要があるということが重要になってきます。

一見モデルに適さないものでも、「サブスクプリプションモデル」にすることで意外性を持つことができ新しいビジネスチャンスとなる可能性があります。

そのため考える価値は十分にあるので、競合他社がやっていなければ導入する価値はあるのではないでしょうか?

ですがかなりの賭けとなるので、細かいシュミレーションをすることをおすすめします。

サービスの購入頻度はどうか?

「サブスクプリプションモデル」で大切なことは、やはり商品やサービスの購入頻度があることが挙げられます。

購入(使用)頻度がある程度あるものを「サブスクプリプションモデル」にすることで、顧客の手間を省くことが最大のメリットです。

そのため、これから「サブスクリプションモデル」化しようとしている商品やサービスが、実際に使用頻度があるものかどうかもう一度考えてみるのもいいですね。

競合他社がいるかどうか?

先述しましたが、自社の製品・サービスの競合他社が「サブスクプリプションモデル」を実施しているかどうかを調べましょう。

実施していなければ、今導入するのがチャンスなのかそうでないのかを検討します。そうすることで、先行優位性が働きますので、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

「サブスクリプションモデル」5つの事例

考える男性 後ろ姿 続いて、サブスクリプションモデルの事例について5つ紹介していきます!

Netflix|動画配信サービスのサブスクリプションモデル

ネットフリックス

Netflixはほとんどの人が知っている動画視聴コンテンツですね。

Netflixの魅力は何といっても充実したオリジナルコンテンツで、「13の理由」などが有名なのではないでしょうか?ドラマ、映画ともにクオリティの高い作品が揃っています。

月額800円~と、VODサービスの中でも比較的安めの料金設定がされているのも魅力的ですね。

Spotify|音楽配信サービスのサブスクリプションモデル

スポティファイSpotifyは約4,000万曲の楽曲が、月額980円で聴き放題になる定額音楽配信サービスです。有料会員でない人も音楽を聴けるのが特徴です。

月額480円の学割プランから、家族間で最大5人まで使える月額1,480円のファミリープランまで幅広いプランを取りそろえているのが特徴です。

Kindle Unlimited|電子書籍サービスのサブスクリプションモデル

kindle和書12万冊以上、洋書120万冊以上、コミック3万冊以上の電子書籍を定額読み放題サービスKindle Unlimited。

小説やビジネス書・雑誌などジャンルの幅が広く、月に何冊もの本を読む人にとってはかなりうれしいサービスです。

また、30日間の無料お試し期間があるので、自分に合ったサービスなのかを判断することもできますね。

野郎ラーメン|飲食店のサブスクリプションモデル

野郎ラーメン関東で展開される二郎インスパイア系ラーメン店、「野郎ラーメン」も「サブスクリプションモデル」を導入しています。

月額8,600円で、ラーメンを1日一杯無料で食べられるというサービスですが、単純計算で月にラーメンを12杯食べれば元を取れる値段です。

何度食べても飽きない二郎インスパイア系だからこそ、お得に食べられるサービスはうれしいですね!

カルモ|自動車のサブスクリプションモデル

カルモカルモは、月額定額のリース料金で新車を長期契約で借りられるというカーリースサービスです。

例えて言うなら、「新築マンションに家賃を払って住む」というようなイメージです。

ローンを組んだり、一括購入したりという場合は、保険料や税金などが不定期で発生し、家計管理の難しさが悩みのタネでしたが、カーリースの場合は、諸々の経費を含めて月額化されるため、支出が安定してわかりやすいという利点もあります。

「サブスクリプションモデル」で契約できる、今旬なサービス5選!

女性 ポストイット続いて、「サブスクリプションモデル」で契約できる、今が旬なおすすめサービスを5つピックアップしてみました!

興味があるものに関してはぜひ検討してみてくださいね。

月額980円でインディーズ映画が見放題!【DOKUSO映画館(ドクソーエイガカン)】

DOKUSO映画館DOKUSO映画館は、インディーズ専門ならではの、他では観ることができない厳選した独自の作品を多数取り揃えている動画視聴サービスです。

「隠れた名作を、隠れたままにしない」を合言葉に、作品との出会いの場を提供しており、月額980円(税込)で、インディーズ映画が見放題!

シネコンやNetflixなどで流れる大作に満足できなくなった映画好きの方から、ミニシアター映画がお好きな方、少し尖ったものに挑戦したくなる大学生まで楽しめる作品がそろっています。

【トイサブ!】子供の年齢でカスタマイズした知育玩具のサブスクリプションサービス

トイサブトイサブトイサブは、お子さんの成長に合わせたおもちゃを毎月定額で提供してくれるサービスです。

  • 子供の歳、発達にあわせたおもちゃを選んであげたいが、何を選べばよいかわからない
  • 購入すると高価な知育玩具を購入前に試してみたい
  • 子供がすぐにおもちゃに飽きてしまうので購入はもったいない
  • おもちゃで部屋が溢れてしまうので使わなくなったおもちゃは整理したい
  • せっかく高額で購入したのにすぐに捨てるのはもったいない

などといったお悩みをお持ちの、0歳〜3歳のお子さんをお持ちのパパ・ママにとって、毎月定額でお子さんそれぞれの成長過程に合わせておもちゃが届くのはうれしいですね!

また、送料も無料なため、遠方にお住いの方でも利用できるのが魅力的です。

わたしだけのカラダ。わたしだけのスムージー。 パーソナルスムージー【GREEN SPOON】

GREEN SPOON

GREEN SPOONGREEN SPOONは、ユーザーの健康状態に合わせて、必要な野菜とフルーツ(スムージー)を無料診断してくれ、普段不足しがちな栄養も簡単に摂れるスムージーです。

全部で25種類あるので、好きな味を見つける楽しみもあり、サブスクリプションで定期で届くため、健康的な食生活を続けられるのが特徴です。

また、健康状態に合わせた必要な野菜と果物がすでにカットされてある状態で届くので、食材を考える時間やレシピを考える時間、食材を購入する手間がかからないといったところも特徴です。

ブランドバッグ使い放題【ラクサス】

LaxusLaxus(ラクサス)Laxus会員数30万人以上を誇る、今話題のシェアリングサブスクリプションサービスです。

月額6,800円(1日換算220円)で平均30万円以上のブランドバッグをとっかえひっかえ使い放題でき、1ヶ月無料でバッグお試し可能となっており、翌月もお得に利用することができます。

また、キズ保証付なのでレンタルでも安心してお使いいただけますし、交換回数は無制限で、往復送料無料というとても使い勝手がいいサービスです。

通勤・通学、旅行や結婚式、デートなどにもシーンや季節に合わせて自由にバッグを選べるので、気楽におしゃれを楽しむことができます。

【KINTO】愛車サブスクリプション

KINTO

KINTOは、購入でもシェアでもない新しいクルマの持ち方が売りのサービスです。

頭金もなく、月々定額となっているため、「お金が貯まるまで…」といったようなことは考えずに車を使うことができます。

また、自動車税・任意保険など、必要な費用も込みでの提供となっているため、無駄な心配は必要ありません。

価格は、車種によって異なるので一度趣味レーションをしてみるのもいいですね!

「サブスクリプションモデル」の特徴を理解してビジネスを展開しよう

成功「サブスクリプションモデル」とは、「月額制」や「年会費」のようなもので、ほとんどの企業に浸透しているビジネスモデルということがわかりました。

自社の製品・サービスは、「サブスクリプションモデル」が適しているのかどうかを、今一度考察し、上司などに提案してみてもいいかもしれないですね。

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