【ミニマリストにオススメ!】タイプ別タイニーハウスと部屋の断捨離術

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シンプルライフやミニマルライフ、断捨離という言葉が一般的になりつつある中、余計なものを一切持たずに必要最小限の持ち物だけを置いて生活する「ミニマリスト」と呼ばれる人々も増えてきています。

そんな中、住まいや部屋自体も小さな「タイニーハウス」が注目されています。そこでタイニーハウスの種類やその部屋に住むために必要な断捨離についてご紹介いたします。

ミニマリストの部屋ってどんなの?

ミニマリストの部屋というと、ただモノがない殺風景な部屋だと思っていませんか?

「最小限の」という意味の「ミニマル(minimal)」と「~する人(ist)」が合わさった造語で、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人という意味があります。ただそれだけでなく自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代において、新しく生まれたライフスタイルの1つです。

そこから最近では不要な部屋・設備を省き、自分の希望する設備を備えている「タイニーハウス」もミニマリストたちの理想の部屋を備える住環境として注目を浴びています。そこで次からはタイニーハウスとその種類についてご紹介したいと思います。

タイニーハウスについて

タイニーハウスは英語で「Tiny house」と書き、「小さな家」を意味します。

このタイニーハウスは、できるだけムダを無くし最小限の部屋やモノで日々を暮らすライフスタイルを実現する住環境としてミニマリストたちの間で注目されています。このムーブメントが広がってきたのはアメリカで1990年後半にリーマンショックや自然災害などで多くの人が住宅を失ったことがきっかけにあると言われています。この文化は日本にも伝わり、全国いろんな場所で住宅ローンに縛られないタイニーハウスの部屋を見かけることが増えてきています。

タイニーハウスの種類

タイニーハウスにはいくつかの種類がありますが大別すると

  • 「スモールハウス・マイクロハウス」
  • 「トレーラーハウス」
  • 「キャンパー」

の三つに分けられます。

また、この主要な三つ以外にも丸太を使った「ログハウス」、木の上に小屋を設置した「ツリーハウス」、船や列車で貨物の輸送に使われるコンテナを家にした「コンテナハウス」、桟橋に停泊しボートのように海や川に浮かんだ家の「ボートハウス」などもあります。

スモールハウス・マイクロハウスの部屋

スモールハウスは、一般的な住宅と同様に基礎が付いていて、平均的には10〜15平方メートルぐらいの大きさの小さな家です。マイクロハウスとも呼ばれます。

母屋の近くに建てて仕事部屋や子供部屋、物置にしたりもされるスタンダートなタイニーハウスです。

トレーラーハウスの部屋

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トレーラーハウスは和製英語で、車で牽引できる移動可能なタイニーハウスです。

所在の手続きなどは必要になりますが、仕事の転勤や移住に合わせて、家ごと引っ越しすることも可能です。エンジンや運転席が付いていないため、居住空間が広く、間取りの自由度が高いのが最大の魅力です。けん引する車とトレーラーは別々に使え、切り離したトレーラーは、子供の勉強部屋や、書斎やバー空間など、大人の隠れ家として活用することができます。

キャンパーの部屋

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キャンパーは車を改造して居住可能にしたタイニーハウスのことです。

トレーラーハウスは車に引っ張ってもらわないと移動できませんでしたが、キャンパーは車に小屋を取り付けたタイプなのでタイニーハウス単体でも移動できます。中の部屋はベッドやキッチンが中心で、シャワーやトイレは付いていないことがほとんどですが、工夫次第で取り付けることもできます。国内で販売しているものは、キャンピングカーのようにあらかじめ部屋が備え付けられているもの、バンやバスを改造したものなどさまざまです。

ミニマリストとしてタイニーハウスの部屋に住むため必要な断捨離

上記3タイプのミニマリストのためのタイニーハウスをご紹介いたしましたが、こういった家に住むためにはなるべく部屋にあるモノを「断捨離」して家をスッキリさせる必要があります。

下記にそれぞれアイテム別に断捨離のコツについてご紹介します。

食器


ふだん使わない食器はいらない食器です。多すぎたり、割れていたり、欠けていたり、趣味に合わない食器は捨てましょう。

漫画・本

まずは取っておきたい本ともう絶対に読まない本に分別しましょう。必要のない本は、捨てるか売るかします。また、とっておきたい本でも電子書籍にすることでスペースを大幅に空けることができます。

パソコン

デスクトップパソコンを処分してノートパソコンのみにすると大きくて場所をとるパソコンデスクなども手放すことができます。

冷蔵庫

家によっては冷蔵庫が複数台あるところもあると思いますが、それだけものを冷蔵庫に詰め込めてしまうということにもなるので1台にまとめてもいいでしょう。

また、冷蔵庫の中にある食材も見えない収納なので空間の7割まで。冷蔵庫のドアはマグネットやメモを貼りたくなりますが、見える収納なので全体の1割までに抑えましょう。


着ない服を取っておくほどスペースを無駄にすることはありません。好みじゃない服、1年間着ていない服は捨てましょう。また、新しい洋服を買うときは良く考えましょう。

テレビ


テレビを見ている時間は、一生涯で通算9年間にもなるそうです。もちろんテレビの全てが無駄では無いですが、その9年間を少し別の事に使ってみてもいいかもしれません。

テーブル・イス

テーブルやイスが折りたためるものだと使わない時は片付けることができ、部屋がすっきりとして自由に使える空間がとても広くなります。とくに人を呼んだときなど、一時的にスペースが欲しいときにとても重宝します。

ベッド

ベッドは三つ折りマットレスが通気性もよく、軽くてコンパクトになるので、毎日の畳んだり敷いたりの上げ下ろしが楽です。

まとめ

タイニーハウスは、決して大きくなく部屋数も限られ、住むには部屋に置く持ち物を減らさなければいけません。自然に最小限のものだけを選ぶ断捨離が必要になってくるためミニマリストと相性がとても良いです。

今の時点でお部屋が片付いていないと感じる方は、まずは長く眠っているものを処分していくことからはじめて、スッキリしたと感じたら徐々に他のモノにも向き合っていくと良いと思います。

部屋のモノが減るというのは家がそれだけ広くなるのと同じですので、心にも余裕ができ、仕事や人間関係、スケジュールなどにもおおらかになっていけます。

また、小さな家を持つことで、生活のコストを抑えるだけでなく、これまでの生活や働き方にシフトが起こります。既に国内で実践されている方も多く、今後の可能性に注目です。

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