社会人になって間もない頃に上司から「なんでもいいから外に出ていろんな人と交流を持て」などと言われた経験はありませんか?そういった方向けに今回は、社会人の交流会がどれくらいあってどの程度の規模のものがあるかなどをまとめて見ましたので、ぜひ参考にしてください。
そもそも社会人の交流会とは?
取引先開拓に役に立つ交流会が、メインの目的となります。現在では全国各地で数多くの交流会が開催されており、交流会は人脈形成に大いに役立ちます。
しかし、イベントごとに目的やコンセプトは異なるため、自分にぴったりな交流会を選ばなくてはなりません。また、参加料が高額な交流会も少なくないので、費用面にも注意を払いたいところですね。おすすめの交流会をいくつかピックアップしました。無料~高額なイベントまで幅広くまとめているので、あなたにぴったりな交流会を見つけていきましょう。
無料の交流会
SMBC経営者交流会
三井住友銀行の役員・会員と、交流(会話)をすることができる交流会となっています。流れとしては、「講演会→交流会」の二部構成になっており、特に講演会では、銀行に関する知識を学べます。この交流会に参加すれば、三井住友銀行と良好な関係を築ける可能性があるので、将来的に銀行からスムーズに融資されるかもしれません。数ある銀行の中でも、三井住友銀行は国内トップレベルの規模であるため、経営者の方にとっては心強い存在となるはずです。また、この交流会ではほかの参加者と交流を深めるチャンスもありますので、顧客・取引先が簡単に見つかるかもしれません。
ただし、交流会の参加自体は無料ですが、このイベントに参加するにはSMBCの特別会員になる必要があります。特別会員になると、会社の規模に応じた年会費が発生するので、事前に上司に相談してくださいね。
アントレセミナー交流会
毎月100名規模のセミナーなどが、複数回開催されている交流会です。この交流会は、メディアの取材が頻繁に行われているので、思わぬPR効果を期待できるかもしれません。イベント内では自社のPR時間も設けられるため、会社・事業内容をさまざまな方に向けてアピールすることもできるところがメリットですね。毎回の交流会では名簿が作成されており、この名簿は参加者に配布されるので、気になる参加者の方がいれば、この名簿から連絡を取り合うことが可能となっています。無料の交流会が中心ですが、一部有料のセミナーなども含まれているため、イベントの詳細は必ず確認してくださいね。
無料交流会 ビズネット
株式会社シェアリングライフが開催する、無料の交流会です。不定期開催ではありますが、2016年5月には起業前後の方を積極的にサポートするという意味合いで、交流の場を提供するなどということもしています。この交流会への参加には、ビズネットへの会員登録が必須となりますが、無料なので実質コストはかかりませんのでご安心を。
ビズネットとは?
費用がリーズナブルな交流会
IT飲み会
日本全国の主要都市で開催されている交流会です。日本だけではなく、タイやシンガポールなど、海外の国でも不定期で交流会が開催されており、さまざまな人脈を築くことができます。主にはIT企業に勤めている方、IT企業を経営している方などが主な対象となりますが、個人事業主や将来的に起業を計画している方も参加できます。参加資格などは設けられていないので、役職問わず参加ができる交流会のひとつです。
トレンドライン交流会
東京最大級の交流会です。多い時期によっては1ヶ月に10回以上開催されており、参加費2,000円~4,000円のイベントを中心に開催されています。費用もリーズナブルですね。なお、この交流会では年間パスポートが用意されており、年間5,000円で参加し放題の特典を受けられますので、定期的に参加される方はぜひ。また、役員限定交流会や女性限定交流会など、独自のコンセプトを持ったイベントも定期的に開催されています。中には参加費無料のイベントも見られるのもポイントです。
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関東異業種交流会
東京都の池袋で不定期ではありますが、開催される交流会です。ITなどクリエイティブ系の交流会、資産運用に関するセミナーなども開催しているところがポイントです。実際の参加者からは「人脈を作れた」「ビジネスパートナーが見つかった」などの声が聞かれ、就職先や副業を見つけた方も。特に参加資格などは設けられていないので、ビジネスに興味がある方であれば誰でも参加できるでしょう。他の交流会と違い、かなり参加するハードルが低いのはとてもいいポイントですね。
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本格的な交流会
ファーストヴィレッジ経営者倶楽部
そう簡単には会えない、上場企業のオーナーと話せる場を提供している交流会です。ビジネスマッチング交流会が用意されている点が、このイベントの最大の特徴ですね。大企業と関われるチャンスがありますし、効率的に取引先を見つけられる可能性があります。また、会合前と会合後にはミーティングが開催され、定例会以外の日程に勉強会も組まれていますので、ビジネスに関する専門的な知識・スキルを身につけられるので、初心者~上級者の幅広い層にとって有意義な交流会となります。年会費550,000円(税抜)と高めですが、1ヶ月あたり約5万円でさまざまなメリットが発生するので、専門家や優秀な人材を雇うよりはコストを抑えられるはずです。
ファーストヴィレッジ経営者倶楽部詳細はこちら
ダイヤモンド経営者倶楽部
多くのビジネス書を出版してきた、「ダイヤモンド社」による交流会です。会員は毎月開催される定例会に参加することができます。そのほか、テーマ別の研究会やサロン、ゴルフコンペなど、さまざまなイベントが開催されています。参加費は5,000円~15,000円とやや高めですが、大手企業の参加者も見られる交流会なので、貴重な時間を経験できる可能性が高いでしょう。なお、会員になるためには審査に通過する必要があり、まずは資料を請求するところから始まります。特別会員(ゴールドメンバー)専用のイベント、会員限定の特典なども数多く見られるので、興味のある方はぜひ。
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社会人の交流会選びで抑えておきたい3つのポイント
ここまでいくつかの交流会を紹介してきましたが、交流会への参加には時間・コストがかかるので、自分にとって有意義な交流会のみに参加するのが望ましいです。では、交流会を選ぶ際には、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか?交流会選びのポイントをまとめてみました。
目的を明確にしておく
交流会に参加する前には、最終的な目的を必ず設定しておきましょう。ただイベントを楽しむだけでは意味がありませんし、顧客獲得や自分の商材認知度アップなど、人によって参加の目的は変わるはずです。各交流会のテーマ・目的なども事前に確認しておき、自分の目的に沿った交流会のみに参加することが大切です。
参加者の層を事前にリサーチしておく
各交流会は、参加者の層が結構異なります。業種はもちろん、年齢層、会社の規模なども変わってくるので、交流会によって収集できる情報も異なります。参加者の層は、過去の開催情報やレポートなどからチェックできるので、事前にきちんとリサーチすることをおすすめします。
コストパフォーマンスの意識徹底をする
交流会を選ぶ際に、何と言っても重視するべきなのが「コストパフォーマンス」です。参加費用や会員費が高いからと言って、イベントの質も高いとは限りませんし、人によって有益なイベントは変わってくるので、「どのようなイベントが望ましいのか」を考えながら、コストパフォーマンスが高い交流会を選ぶようにしましょう。
まとめ
行ってみたい交流会は見つかりましたか?日本各地でさまざまな交流会が開催されています。イベントごとに目的・参加費用などの特徴は異なるので、自分にぴったりなものを選ばなくてはなりません。今回紹介した内容を参考にしながら、質の高い交流会を見つけていきましょう。
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