「インターフェース」とは|あなたもなんとなくで使っていませんか?

インターフェース 理解 ビジネスマナー

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WEB業界の発展によって横文字を使うことが多くなってきた今、「インターフェース」という言葉についてきちんと説明できる人がどのくらいいるでしょうか。ついなんとなくで使いがちな言葉ですがこの機会にきちんと意味を理解して説明できる社会人になりましょう。

それぞれのカテゴリーの「インターフェース」の意味

そもそも「インターフェース」という言葉は大きな意味合いとして”接続部分”という意味を持ちます。ですが各カテゴリーごとにもっと詳しい意味合いで使われるのが一般的です。各カテゴリーごとに確認していきましょう。

ハードウェア機器同士においての「ハードウェアインターフェース」

ハードウェアとはコンピューターを構成する機器を指す言葉ですが、複数の機器を接続して通信する際の仕様のことを「ハードウェアインターフェース」と呼びます。
代表的にはこのようなものがあります。

パソコンと液晶ディスプレイを接続するインターフェース
・USB
・HDMI
光学ドライブをマザーボードと接続するインターフェース
・SATA

つまり「ハードウェアインターフェース」とは、ハードウェアに限定した範囲で接続する規格送受信方法のことを指しているのです。

プログラム同士においての「ソフトウェアインターフェース」

アプリケーションソフト同士や、アプリケーションソフトとOS(オペレーティングシステム)間のデータをやり取りする手順規約のことを「ソフトウェアインターフェース」と呼びます。

代表的なものとして「API」というものがあります。これは「Application Programming Interface」の略で、WEBサービスやソフトウェアの機能を、他のWEBサービスやソフトウェアから呼び出せるようにしたもののことを指します。ソフトウェアの連携機能のようなイメージですね。APIを使用している実例としては、企業ホームページなどで営業所の地図にGoogleマップが組み込んでいるものなどが挙げられます。

また「ソフトウェアインターフェース」には「API」以外にもこのような種類があります。

・ABI(ソフトウェアの互換性を保証する規約)
・プロセス間通信(動作しているプログラム間で行われる通信のこと)
・ネットワーク(ネットワーク機能を使うための電気的な呼び出し方法の仕様)

コンピュータと人を繋ぐ「ユーザーインターフェース」(UI)

「UI」と略され、テクノロジーやデザインに関する話題でよく出てくる言葉です。ユーザー(人)と製品・サービスを繋ぐものすべてを指しますが、多くは見た目操作性といった意味合いで使われる場合がほとんどです。具体的な使われ方については以下の通りです。

【WEBサイトの領域で】
・サイトの見た目(文字のフォント・大きさなど)
・使いやすさ(メニューやボタンの操作性など)
【パソコンの領域で】
・マウス(マウスを使ってカーソルを動かす操作性)
・キーボード(キーボードを使って文字を打ち込む操作性)

ちなみに「UI」と似ている言葉で「UX」という言葉もありますが、「UX」は「User Experience」の略で、ユーザーが製品・サービスを通じて行う体験のことを指します。質の良いUX(体験)をするためには質の良いUI(見た目や操作性)が特に重要であることから、この2つの言葉はしばしば一緒に使われるので混同しないように注意しましょう。

「インターフェース」がよく使われる場面

インターフェース ユーザーインターフェースそんないろいろな意味を持つ「インターフェース」ですが、どんな場面で使われるのでしょうか?

ユーザーインターフェース

「ユーザーインターフェース」については既に触れましたが、特にWEB業界の方ならよく使われると思います。ホームページ制作をする際にも使い、特にWEBデザインでは「ユーザーインターフェース」を意識することは欠かせません。

例えばポータルサイトなどでリンクをクリックしたあとの訪問済カラーが設定されていないと、わざわざ一覧ページで記憶を頼りにどこまで見たかを判断しなければいけません。このようなユーザーインターフェースを意識していないWEBサイトは、ページの訪問数も落ちますしすぐに離脱されてしまうため改善が必要です。

【例文】
・ユーザーインターフェースを意識したランディングページを作る
・納品されたホームページにはユーザーインターフェースデザインが入っていない

入出力インターフェース

「入出力インターフェース」はコンピュータに周辺機器を接続するためのケーブルやコネクタなどを指します。どのような種類があるのか確認していきましょう。

シリアルインターフェース

中でも「シリアルインターフェース」というものがあり、これは一つの回線を使って1ビットずつデータを送るものを指します。一般的に認知されているものだとUSBが代表的なものとして挙げられますが、実際に「シリアルインターフェース」という言葉が使われる場面としては、ITインフラ関係の業務で耳にする機会が多いと思います。それ以外の一般の生活の中ではほとんど聞く機会はないでしょう。

パラレルインターフェース

対して「パラレルインターフェース」というものもあり、こちらは複数のデータを並列に転送することを指します。「シリアルインターフェース」と比べて一度に多くのデータを送信することが可能という点が大きいメリットになりますが、長距離のデータ伝送には向かないというデメリットもあります。こちらもITインフラ関係の業務で耳にする機会が多いと思います。

データ伝送方式としては現在「シリアルインターフェース」が主流となっています。

オーディオインターフェース

「オーディオインターフェース」とは、パソコンでオーディオを高音質で再生したり、録音する時にマイクの接続に必要な機器です。パソコンに元々ついているマイク端子やヘッドホン出力端子はボイスレーコーダーレベルの最低限の機能なので、ノイズがない綺麗な音で録音する時には「オーディオインターフェース」が必須となります。

自宅で楽器を使って録音し音楽を楽しむ場合や、音楽関係の業務で使われる言葉ですね。

おすすめの「オーディオインターフェース」

インターフェース オーディオインターフェースでは実際にが演奏した音を綺麗に録音したいという方や、綺麗な音で再生したいという方に向けてオススメの「オーディオインターフェース」をご紹介します!

STEINBERG スタインバーグ USBオーディオインターフェイス[クプリアンプ「D-PRE」搭載]UR22mkII[UR22MK2]

こちらは1万円代前半で購入が可能なオーディオインターフェースです。こんなに安いのに完成度も高いと初心者に人気があります。人気があるということは不具合があった場合にネット上でいろいろな情報が検索可能なのでなおさら初心者にもオススメですね!ちなみにiosにも対応しているのでipadなどでも作業が可能なのも嬉しい特徴ですね。
Roland ローランド/GO:MIXER PRO

こちらはスマートフォン用として人気があります。最近はライブ配信や動画コンテンツ作成なども流行っているので、スマートフォンで手軽に高音質の作品を作りたい人などにオススメです。スマートフォン用なのでサイズがコンパクトなのが嬉しいところですね!

こちらはどちらかというと音楽をやっている方向けかもしれませんが、コンデンサーマイク・ダイナミックマイク・ギター・ベース・キーボードなどの音楽を制作するのに必要な機能がギュっと詰まった商品になります。最高24bit/192kHzの録音再生にも対応しておりハイレゾも再生が可能となっております!

今後も活況な「インターフェース」市場

「インターフェース」への理解は深まりましたか?いろいろな意味がありますが、今ではなくてはならないコンピューターに関わるインターフェース市場は今後もさらに拡大していくと考えられます。業務や日々の生活でこれまで以上に当たり前のように使われる言葉ですので、正しい意味で「インターフェース」を使っていきましょう!

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