海外に旅行ではなく、インターンで行くのってなかなか勇気が必要ですよね。
事前に調べることなく海外インターンシップに参加して、就活や転職に失敗したという体験談がネットに溢れています。
そんな人を少しでも減らすために海外インターンシップに行くなら最低限知っておいてほしいことをまとめてみました。
海外インターンシップとは
海外インターンシップはその名の通り、国内ではなく海外へインターンシップに行くことです。では海外と国内のインターンシップは何が違うのでしょうか。
- 外国語を身につけたい
- グローバルに活躍したい
- 外資系企業で働きたい
- 就活のネタにしたい
といったような目的があり、海外までインターンシップに行く人が最近増えているようです。さらに最近では『転職活動を有利にしたい』という社会人もよく参加しているようです。
そのため3週間~18ヶ月くらいまで様々な期間のインターンがあります。短期間のインターンシップでは、給料が出ない無給のインターンがほとんどで、長期間のインターンシップの場合ちゃんと有給な場合が多いため社会人でも、給与をもらいながら安心してインターンに参加できるので人気です。
結局のところ就活に有利なの?
よほど有名な企業でもない限り、海外のインターンシップに行くだけで就活・転職に有利に働くことはないです。
海外のインターンシップに行って、『何をしたか、何を学んだのか』ということがとても重要になります。
例えば、「TOEICで900点を取れた」のように目に見えて提示できる成果があるといいです。
海外インターンシップの費用は?
まず最初に言えることは、インターンで行く国や地域によってかなり費用面に差が出るということです。そのため一概には言えませんが、次の費用を調べてると良いでしょう。
- 滞在費
- 食費
- 交通費
- 娯楽費
- 渡航費
おもにかかる費用は上記で、一般的には下記の割合が相場と言われております。
- 家賃:50%
- 食費:30~40%
- 娯楽費:10~15%
- 交通費:10~15%
この費用ばかりは、景気や、不動産の状況、為替レートなどにも影響されるため最新の情報を調べることをおすすめします。
海外インターンシップでは どんな国に行けるの?
さて次に気になる『どんな国にインターンに行けるのか』について説明していきます。人気があるのは、北米です。アメリカ・カナダの英語圏に行く人が多いようです。その他にも、アジアで英語が通じるシンガポール・フィリピンもとても人気です。
他にも他のアジア圏の国や、ヨーロッパ、オセアニアなどが候補になりますが、海外インターンシップで南米やアフリカに行くのはなかなか難しいです。
どこの国に行くかよりも『何をしたか』『何を学んだか』ということが重要視されます。
他の失敗例から学ぶ注意点
海外のインターンシップにただ参加するだけで、「就活に役に立つ」「転職がうまくいく」「良い人生経験になる」「外国語が身についた」なんてことは絶対にありません。
事前の準備をしていかないと、あなたもネットに溢れる、『海外インターンに失敗した人』の一人になってしまします。
今回は、失敗例を元に事前にしっかり準備をしてから海外インターンシップに参加しましょう。下記はよくある失敗です。
- 日本語しか使わない(日本人相手の仕事)
- 雑用ばかりやらされる
- 入国拒否
- 何も身につかなかった
失敗例1:日本語しか使わない
日本のお客さんの相手ばかりをさせられて、外国語を使用できない。と言った失敗がとても多いです。
この失敗は完全に事前のヒアリング不足ですので、海外インターンシップを仲介してくれるサービスで評判の良い会社をいくつか紹介しておきます。
しっかりどんな仕事をさせてもらえるか聞いておきましょう。
失敗例2:雑用ばかりやらされる
こちらは本人の能力に問題がある可能性が高いです。
例えば、能力がある人に雑用をやらせませんよね?海外インターンシップで英語圏に行った方が英語が全く話せない(その国の言葉がまったくわからない)となると企業も雑用しかしてもらうことがなくなってしまいます。
1から全て手とり足取り教えてもらうことは難しいと思うので、事前にその国の言葉くらいは勉強してから行きましょう。
失敗例3:入国・出国できなかった
いくら「やる気・語学力」があったとしても、入国・出国できなったら何の意味もありません。
例えば、よくアメリカに旅行へ行く場合は「ESTA」というビザを取得します。しかし、インターンの場合は「交流訪問者(J-1)ビザまたは研修(H-3)ビザ」などの専用ビザが必要になります。もし、以前アメリカに行った時は「ESTA」で行けたから、今回も「ESTA」で大丈夫!なんて思ってると、入国できないという事態になってしまいます。
「今回だけは特別に許可します,,,」なんてことは起こりません。100人のインターンシップに参加する人がいれば、1.2人は「入国・出国」できない人がいるようです。自分は大丈夫と思っていても必ずチェックしましょう。
失敗例4:何も身につかなかった
こちらもよく聞く話で「インターンシップに言ったけど、何も身につかなかった」というものです。この失敗も行く前の事前準備や、自己分析が足りてないことから起こります。
このように失敗は、『事前の準備不足』から起こることがほとんどです。しかし、やる気はあっても何を準備すればいいかわからないというかたがほとんどだと思います。そんな人は『海外インターンシップ情報サイト』を使ってみましょう。専門のエージェントが丁寧におしえてくれます。
海外インターンシップ情報サイト一覧
他とは違う、特色があるオススメの海外インターンシップ情報サイトを紹介していきます。
海外ビジネス武者修行プログラム
公式サイト:https://mushashugyo.jp/
グローバルな人材になりたい大学生にピッタリの海外インターンシップです。かなりの『参加者の体験談』が掲載されており、とても良い経験をしたんだなと言うことが伝わってきます。内容はぜひ自分でチェックしてみてください!
インターンスタイル
公式サイト:https://www.intern-style.com/
短期から長期、ボランティアまで様々な形で海外の仕事に携わることができます。10年以上の実績があり1000位上の求人情報が掲載されています。
earthtimes
公式サイト:http://www.earthtimes.jp/
魅力的で、他社にないような案件が掲載されている印象です。例えば、『サッカーを仕事にする〜Albirex新潟バルセロナ』などです。他にも、マルタなどメジャーではない国の情報も掲載されていたりします。
海外インターンシップについてまとめ
海外インターンシップに行くなら最低限知っておいてほしいことをまとめてみました。もう一度、重要なことを繰り返します。
- 語学だけを学ぼうとする人
- 受け身で学ぼうとする人
- 行くことだけ満足な人
上記に当てはまる人は、『海外インターンシップ』に向いていない可能性が高いです。
もしあなたが上記に当てはまらない、辛いことが合っても屈しない『明確な目標を持っている人』であれば、しっかりと準備して海外インターンシップに挑戦してください。
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