未経験の社会人でも大丈夫?需要急増のPHPエンジニアになる方法

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最近では、プログラミング教育義務化の検討や、小学生向けのプログラミング教室の盛り上がりなど、プログラミング業界全体への注目とプログラマーの人気が高まっています。

しかし、ITエンジニア業界は慢性的に人不足です。

そんな環境の中、未経験でも需要が急増しているのがPHPエンジニアです。

ここでは未経験からでもPHP言語を習得する方法と、実際に社会人でもエンジニアを目指せる方法をご紹介します。

何故未経験可のPHPエンジニア需要が増えているのか?

需要増

そもそもPHPという言語がどんなもので、なぜ近年需要が増えているのでしょうか。

それはスマートフォンの普及などによって私たちの生活とWEBが切っても切り離せなくなったことが大きく関係しています。

ここではこの辺りをもう少し詳しく話します。

そもそもPHPとは

PHPとはWeb開発やWEBアプリの作成でよく使用されるプログラミング言語です。

PHP: Hypertext Preprocessor(ピー・エイチ・ピー ハイパーテキスト プリプロセッサー)とは、動的にHTMLデータを生成することによって、動的なウェブページを実現することを主な目的としたプログラミング言語、およびその言語処理系である。

引用元:Wikipadia

世界中でPHPを用いて構築されたWebサイトが2億5000万を超えるとも言われる、とても汎用性の高いプログラミング言語です。

PHPを使うとできること

では、PHPも使うとどんなWEBアプリを作ることができるのでしょうか?

普段あなたが利用しているWEBサイトの機能はPHPを用いて作られていることが多いのです。

  • WEBブログ
  • RSSリーダー
  • ショッピングカート
  • お問い合わせフォーム

他にもアクセス解析や掲示板の作成が出来るなど、普段見慣れている画面や操作をPHPで作成することが可能です。

また一度は目にしたことがあるあのサイトも実はPHPで作られてます。

  • Facebook
  • Wikipedia
  • ぐるなび
  • pixiv

需要が増えている理由

PHPエンジニアの需要が増えているのはその圧倒的シェア率にあります。

2011年以降のソーシャルメディアやスマートフォンが普及によりメディアやWebサービスが多く開発され、PHPをベースとしたWebサイトが増えています。

それらは2億5000万に到達したそうです。これは全世界のWEBサイトのうち約40%のシェアを占めることになります。

しかしその反面、PHPエンジニア自体はそこまで極端に増えておらず、現在は完全な売り手市場となっている現状です。

また、リーマンショック以降に採用を控えていた企業の業績も最近は回復の兆しが見え始めたため、IT投資の復調を見込んだSIerでも採用ニーズが高まっています。

開発需要が伸びているにも関わらず、企業による採用は難航しているため、業務委託としてフリーランスを活用するケースも増えてきているのです。

取得のメリット

先述していますが、現在PHPエンジニアの労働市場は完全に売り手主導になっている為、好条件での転職が可能になる場合が多いです。

また、世界N0.1のシェア率を誇るCMSであるWordPressもPHPの技術があれば様々にカスタマイズすることが可能です

テンプレートに捉われないサイトの構築や、ブログのメディアの運営が出来るようになります。

さらに、最近では業務管理系のシステムの開発もPHPで行われることが増えてきています。

トンレドを追いつつも堅い業務系システムの開発にも関われるのがPHP取得のメリットと言えるでしょう。

PHPエンジニアの平均年収

年収

では、PHPエンジニアの収入はどれぐらいになるのでしょうか?

ここではエンジニアスクールを卒業したての未経験のPHPエンジアニアを想定して、キャリアアップと共に年収がどれぐらい変わっていくかを目安として記載します。

【PHPでの実務未経験(プログラミングスクール卒業したて)】
20万円~25万円/月(週5日常駐勤務の場合)
【PHPでの実務経験半年】
25万円~30万円/月(週5日常駐勤務の場合)
【PHPでの実務経験1年間】
30万円~40万円/月(週5日常駐勤務の場合)
【PHPでの実務経験2年間】
40万円~50万円/月(週5日常駐勤務の場合)
【PHPでの実務経験3年間以上】
50万円~60万円/月(週5日常駐勤務の場合)
【PHPでの実務経験5年間以上】
60万円以上/月(週5日常駐勤務の場合)

実務経験年数が5年以上のエンジニアであれば、年収1000万円を超えることも夢ではありません。

未経験の社会人向け!PHPエンジニアになるための準備

勉強

実際に社会人のあなが未経験からPHPエンジアニアになるには何が必要なのでしょうか。

基本的な社会人としてのコミュニケーション能力やマナーなどは新卒のエンジニアより一歩リードしています。圧倒的売り手市場のPHPエンジニアなので、実務経験は大きく問われないのが現状です。

そこで少しでもライバルと差を付ける為、収入を多くする為には……

知識・スキルの下地を作っておく

に尽きるでしょう。

独学で学ぶ

真っ先に思い浮かぶのは独学で学ぶことです。

最近では書籍だけでなく、プログラミング学習用のWEBサイトも充実しており、日々忙しい社会人のあなたでもスキマ時間を使って学ぶことが可能です。

ドットインストール

ドットインストール

ドットインストールは動画でプログラミングを学習できるサービスです。

3分ほどの短い区切りで分けられているため、スキマ時間に少しずつ学べるようになっている作りになっています。

Youtubeにサンプル動画があるので試しに見てみては?

#01 PHPで作る「簡単クイズ」

Progate

progate

Progateはスライド学習の後、実際にコードを入力することで体系的に学習をすることが出来ます。

有料会員版では実際のWEBサービスを作成するカリキュラムも存在します。

スマートフォンアプリもあるのでより気軽に学ぶことが出来そうです。

Progate -楽しく学べるプログラミング学習アプリ

Progate -楽しく学べるプログラミング学習アプリ

【入門編】PHPの絵本 第2版 Webアプリ作りが楽しくなる新しい9つの扉

一からPHPについて学ぶ際に適した一冊です。

図や絵で解説されており、コードの書き方の前に、PHPの役割や概念についての部分からきちんと学ぶときに入りやすいです。

【実用編】PHP+MySQLマスターブック

実践的にPHPを使用する段階のところまで学ぶことができる一冊です。

MySQLの知識や実際にアプリを構築する方法など、ある程度の基本が身についた方にオススメです。

スクールに通う

学校

独学で学ぶには難しそうだし、モチーベションが保てないという方にはスクールに通うのもオススメです。

分からない点はその場で直ぐ質問することが出来る為、スピーディーにスキルが身につくでしょう。

TechAcademy

techacademy

TechAcademyTechAcademyはオンラインで学習することが出来るスクールです。

深夜23時までチャットで質問をすることが出来るので、仕事終わりの社会人でも学びやすい環境が整っています。様々なコースが用意してあり、PHPの専門コースも存在します。

>>>TechAcademyについて詳しく見てみる>>>TechAcademy

CodeCamp

CodeCamp

CodeCampCodeCampの特徴は現役エンジニアがマンツーマンでレッスンを行ってくれる点です。

体系的な知識はもちろん、現場にいる生の声と技術を聞き習得することが可能です。

>>>CodeCampについて詳しく見てみる>>>CodeCamp

交流会に参加してみる

交流会

ある程度の学びが進んだら交流会に参加してみるのも一つの手です。

実際にエンジニアになる前に交流会に参加することで人脈を形成することもできますし、ざっくばらんに話を聞くこともできます。

そんな時に役立つのが交流会のプラットフォームサイトです。

言語や地域、熟練度に応じて交流会を探すことが出来るので、自分にあったものを見つけることが可能です。中には何もせずお菓子を食べるだけの交流会も存在するようです。

>>>実際に交流会を探してみる>>>

他の未経験者より一歩リード!PHP技術者試験合格への道

試験

知識・スキルがある程度身についたあなたは「箔をつける」ことをオススメします。

実務経験がなくても自分が優れたエンジニアの素質があることをアピールすることは重要なことです。

PHPエンジニアにおいては「PHP技術者試験」という資格が存在します。

試験制度について

PHP技術者試験は、経済産業省所管の独立行政法人であるIPAが定める、ITスキルの業界標準「ITスキル標準」にも登録されています。

同試験は「PHP5技術者認定初級試験」「PHP5技術者認定上級・準上級試験」「PHP5技術者認定ウィザード」の三種類があり、難易度順に分かれています。

未経験の社会人である皆さんは「PHP5技術者認定初級試験」の受験するのが良いでしょう。

合格へのすすめ

PHP5技術者認定初級試験の合格率は70%と比較的高いです。

基本はこれまで学んできた知識を活かすことになりますが、試験傾向に合わせた対策はあらかじめしておくのが良いです。

参考書と問題集をしっかりとこなすことがオススメの勉強法です。

運営元のIPAが推奨しているテキストがありますので参考にしてみてください。

実際にPHPエンジニアの求人を探してみよう

求人

準備が整ったらついにPHPエンジニアとして活躍する日です。

最後に、どのような方法でPHPエンジニアとして職を得て生きていくのかを解説します。

求人サイトから応募する

最もポピュラーな方法です。何度も申し上げている通り、PHPエンジニア市場は超売り手市場です。

未経験でも歓迎する企業は数多くあるので下記のサイトなどで探してみると良いでしょう。

フリーランスとして生きる

PHPエンジニアの仕事は在宅でもできる案件が多く、ウェブ上で仕事が完結することも多いです。

単価は安いものが多いですが、スキルと照らし合わせて取り組めそうな案件を選ぶことができます。フリーランス案件で実績を重ねて、採用条件の良い企業へ就職するという流れを作ることも可能です。

実際にPHPのフリーエンジニアは様々なところで求人が出ています。

まとめ

まとめ

いかがでしょうか?未経験からPHPエンジニアになるイメージを描くことができましたか?

PHPは需要が多い言語なので現在社会人のあなたも中途で未経験でも職を得やすい言語だと言えます。多少の努力はもちろん必要ですが、熱意があれば誰でもなれる職業です。

実は経験や技術よりも大切なのが熱意とコミュニケーション能力です。

開発はチームプレイなので社会人経験のあるあなたの方がきっと強みを発揮できるはず。

これを機に本格的に始動してみてはどうでしょうか。

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