「アンケート」と「SNS」から見る社会人になって失ったものと得たもの

頭を抱える男性 社会人生活

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社会人とは、学生を卒業し、自分の役割を持って働いている人を指しますが、仕事をする中でさまざまな知識や経験を得ていきます。一方で、子供や学生の時代でしかなかったものが失われることもあります。ここでは社会人になって失ったものについてアンケートとSNSを通じて見ていきたいと思います。

アンケート『社会人になって失ったものは何ですか?』(マイナビ学生の窓口調べ)

まず参考に現役の社会人を対象に、「社会人になって失ったと思うものはなんですか?」と聞いたアンケート結果を見てみましょう。

■社会人になって失ったものは何ですか?
第1位 時間   107人(23.9%)
第2位 自由    82人(18.3%)
第3位 若さ    66人(14.7%)
第4位 遊び心   28人( 6.3%)
第5位 夢     23人( 5.1%)

参照元:マイナビ学生の窓口調べ{調査日時:2016年5月・調査人数:社会人男女448人(男性229人、女性219人)最終閲覧日:2018年8月29日}
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/36668

社会人になって失ったもの 第1位「時間」

社会人になって失ったもの 第1位「時間」の画像

一般的な社会人の方は、1日7.5〜8時間×5日の勤務で、土日が休みという人が多いと思います。24時間中の8時間、つまり3分の1が仕事です。そして、そこに往復の通勤時間もあり、残業が多い時期は1日の半分以上仕事しているのではないでしょうか。

SNSにも時間がないと嘆く声は多いようです。社会人になってからの『時間』の使い方は大きな課題だと言えます。

社会人になって失ったもの 第2位「自由」

社会人になって失ったもの 第2位「自由」の画像

『自由』も社会人になると徐々に減っていきます。1位の『時間』も勤務や通勤によって自由に使えるのことは少なくなりますが、結婚して家族ができたりすれば自分の都合だけで動くこともできず、不自由と感じてしまうこともあるかもしれません。

自由がなくなったととるか、責任や立場ができたととるかはその人次第でしょうが、社会人になると不自由になったと感じる人は多いようです。

社会人になって失ったもの 第3位「若さ」

社会人になって失ったもの 第3位「若さ」の画像

学生時代は徹夜で遊んだりカラオケに行ったりとエネルギッシュな行動ができました。けれど、社会人になると次の日は仕事だったり、体力がもたなかったりと若さあふれる行動がどうしても難しくなってきます。

SNSにも社会人になって体力や若さを失った声がありますが、日々のトレーニングも大事かもしれません。

社会人になって失ったもの 第4位「遊び心」

遊び心とは、ゆとりや洒落っ気のあることを意味します。社会人になると自由に使える時間が少なくなり、ゆとりも減ってしまいます。また、立場ができたり責任が増えると真面目でいることを強いられ、洒落っ気も出せないことも多くなります。

遊び心は仕事でも新たなアイデアにつながり、社内の円滑なコミュニケーションにもつながるものですので失いたくないものです。

社会人になって失ったもの 第5位「夢」

学生時代には持っていたなりたい自分や夢も社会人になり、仕事も一通りこなせるようになってくるとともに自分の限界を感じ始めるのかもしれません。

たとえ形は変わっても夢や情熱というのはいつまでも持っていたいものです。

社会人になって得れるもの「ビジネスマナー」

逆に、社会人になって得たものもあるはずです。学生時代までは同年代との付き合いがほとんどでしょうが、仕事をすれば年齢、性別、学歴等々、さまざまな人たちと出会いその中で働くことになります。

マナーや言葉遣いを身につければ、初対面でも好印象を得られます。年配の方だと同世代よりマナーの意識が高いことが多いので、このスキルがあれば上司と良好な関係を築きやすくなります。

社会人になって得れるもの「経験・スキル」

業界・業務・職種によって得られるものは様々でしょうが、プログラムや営業、経理、マネジメントの知識・スキルが社会人として日々働く中で身についていきます。

それは会社を変える際にも必須のものでしょうし、ふだんの生活や趣味でも役立つことが多いでしょう。

社会人になって得れるもの「忍耐力」

社会人になり、組織に属することになると、仕事の好き嫌いやメンバーの好き嫌いを考慮してもらえません。そのため、組織に順応してかなければいけません。相性の良い組織なら良いのですが、相性の悪い組織になると、ストレスが溜まる一方です。

しかし、そのような状況下でも目の前の仕事をこなさなければいけません。その結果、怒りを抑えほとんどの仕事に対して忍耐力を持つことができます。

まとめ

時間、自由、若さなど社会人になるといろいろなものを失い、それをSNSでも嘆く人が多いのが分かります。

確かに、社会に出て仕事をするようになったり、家庭を持つようになると何かを犠牲にする場面は出てくるのでしょう。ただ失ったことの対価として何を得たのか。その得られたものが自分にとって有意義なものだったら、社会人も捨てたものではありません。

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