やってはいけない!アルバイトの電話応募のかけ方NG集と6つのポイント

やってはいけない!アルバイトの電話応募のかけ方NG集と6つのポイント ビジネスマナー

本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「ここでアルバイトをしたい。」と思ってから、実際に働くにはまず最初に応募が必要です。初めてのアルバイトで電話応募するときは「怖い」「大丈夫かな」と不安や緊張してしまい、失敗してしまうこともあります。そこで、実際に起こりやすい失敗例を見ていき、電話応募で失敗しないためのポイントを押さえていきましょう。

電話応募とWEB応募はどっちがいい?

電話応募とWEB応募はどっちがいい?結論から言うと、どちらの印象が良いかは受けて次第です。どちらが良いかという違いはありませんが、「電話応募の方が印象を伝えやすい」という特徴があります。

電話応募の場合は、直接意思を伝えることができるので、応募の意思や意欲をそのまま伝えることができます。採用担当者も一度電話で話をできていることで、電話時の印象を持ったまま面接に臨めます。しかし、電話応募を受ける人が必ずしも採用を決定する人ではないことがあります。チェーン店等では採用のコールセンターを設けていたり、求人の広告を出す担当者が電話を対応し、面接の日時までを担当するケースもあります。したがって「電話応募とWEB応募に優位性はない」と言えます。

電話応募のNG例

電話応募のNG例せっかく応募するならできるだけ印象を良くしたいものです。何事もそうですが、悪い例を見てからポイントを押さえると理解が早いです。電話応募の際に陥ってしまいがちなNG例を見ていきましょう。

名乗らない

電話応募で最も気を付けることは、この「名乗らない」ことです。一見当たり前ですが、緊張のあまり忘れてしまうことがあります。名乗ることよりも、「採用担当者につないでほしい」という気持ちが出てしまい、下記のような失敗をする人は多いです。

あなた:「求人の件でお電話したのですが、採用担当の方はいらっしゃいますでしょうか?」

応募先:「広告は掲載したばかりですので結構です。」

タウンワーク等の求人広告を出すと、お店や企業にはほかの求人広告の営業がたくさん入ります。名乗らなかったばっかりに、求人広告の営業電話と勘違いされてしまうことがありますので、「アルバイトの求人応募でお電話しました〇〇と申します。」と名乗ることは意識して電話に臨みましょう。

募集期限の見落とし

いざ応募しようと思った時には広告の掲載が終わっていた、という失敗もよくあります。求人情報は募集の期限を設けています。もちろん、広告掲載の期間という場合もありますが、企業によっては募集の期限を厳格に設けているところもあります。Web掲載されている広告は、気が付いたら掲載が終わっていることもありますので、応募しようとマークしていた求人の募集期限は控えておきましょう。

言いたいことを伝えられない

伝えるべき内容をまとめていないため、電話をしたはいいものの、何を言いたいのか相手に伝わらなくなってしまうことがあります。例えばこのような内容です。

あなた:「アルバイトのシフト制についてなのですが、週3日って書いてあって・・・部活をやっていて・・・」

面接官:「何が言いたいんだ・・・?」

電話する前に確認したい要点をまとめておき、電話の受け手のストレスがかからないように準備をしておきましょう。

時間帯のマナー違反

求人広告等に受付時間の記載があれば、その時間を守るようにしましょう。特に記載がない場合も、常識の範囲で避ける時間があります。応募する職種等にもよって異なりますが、一般的には「0時~9時」「18時~24時」の時間帯は避けましょう。

その他にも、たとえば飲食店の場合は、ランチの前後(11時~14時)は準備やお店の対応で忙しく、対応ができなかったり印象が悪くなる可能性があります。応募の際は、募集先の仕事を理解して連絡をしましょう。

メモの取り忘れ

緊張して電話をしていると陥りがちなのが、メモの取り忘れです。面接の日程や持ち物等、今後のステップについて電話で聞いた情報のメモを忘れてしまい、時間や場所等の情報を失念してしまうことがあります。電話応募の前には、メモが取れるように事前に準備をしておくことが必要です。

電話応募の6つのポイント

電話応募の6つのポイントNG例を見てきましたが、このようにならないために6つのポイントを押さえると電話応募が効果的になります。

①情報整理

電話応募の前に、会社(お店)の情報や求人募集要項を整理しておきましょう。受付時間の確認や、募集の時間帯等の条件が自分の希望と間違っていないかを整理しておきましょう。「受付担当の方の名前の漢字が読めない」ということもよくあるミスですので、あらかじめ情報は整理しておきましょう。そのほか、電話応募の際に、「何を見て応募したのか」と聞かれることがありますので、実際に見た求人サイト名やフリーペーパーの名前は控えておきましょう。

②事前準備

事前準備というと大袈裟に感じますが、面倒くさがらずに行うことをおすすめします。何を話すのか、何を伝えたいのかを明確にしておきましょう。自分の話す順序や質問事項等を整理しておくことで、電話の応対もスムーズに進みますし、相手からの質問にも落ち着いて対応することができます。また、求人広告には書いてないけれども聞いておきたいこと等をメモしておくと良いです。

③電話の時間帯

ご自身の都合で連絡はせず、応募先の対応しやすい時間帯に連絡をしましょう。受付時間は見落としがちな項目です。必ず控えておき、その時間内に連絡できるタイミングで電話をしましょう。

④電話をする場所

電話応募をする際には、できるだけ静かな場所で電話をしましょう。相手の立場になって考えたときに、交通量の多い道路や駅近くで周りの音が大きく、聞きとりにくい場合は印象が良くありません。できるだけ屋内で静かな場所で電話をしましょう。その方が自分自身も聞き取りやすく、聞き漏れ等もなくなります。

⑤言葉遣いや印象

電話は声の印象が大きく影響します。好印象でスタートするには、言葉遣いと声のトーンに注意をしましょう。当たり前ですが、「です」「ます」等の丁寧な言葉遣いに気を付け、声はやや高めに話すようにしましょう。「明るくハキハキ」というのは、至るところで聞きますが、抽象的過ぎて実際はどうすればよいのかわかりません。明るい印象を声で伝えるには、普段より声を高めにして話すと、簡単に印象をよくすることができます。機械を通して音を伝えるため、高い声は聞き取りやすく、聞く人には明るい印象を与えます。ハキハキというのも、話すスピードを速くしがちですが、逆にゆっくり丁寧に話すと良いです。聞こえやすさやわかりやすさが印象を良くしますので、「声を高めにゆっくり」を意識しましょう。

⑥復唱

意外と重要なのが、この復唱です。電話は聞き間違い等が起きやすく、この復唱で間違った理解をしていないかの確認が相互にできます。特に数字は聞き間違いが起きやすいです。面接の日にちや時間等、聞き取った情報が間違っていないか、復唱をして確認することは、自分を守ることにもなりますので、必ず行いましょう。

こんなときはどうしたらいい?

こんなときはどうしたらいい?どんなに準備をしても、イレギュラーは発生するものです。電話の場合はメールと違って、後で調べたりはできません。電話応募の際にありがちな状況を解説していきます。

求人広告が出ていないが応募したい

求人広告に出ていなくても応募は問題ないです。ですが、まずはHPに採用情報が掲載されていないかを確認しましょう。求人広告を出すにはもちろんお金がかかります。HPに掲載は自由にできますので、広告が出ていなくても採用活動を行っている可能性は十分あります。

HPに掲載されていなくても、タイミングによっては採用を考えている可能性はありますので、思い立ったら応募をおすすめします。企業にとって、求人広告や人材紹介を利用するとお金がかかります。特に採用に費用をかけていない応募の場合は採用される可能性も高く、広告を出していない中で直接電話があれば、それだけであなたの意欲を感じられます。

ただ、企業の採用状況によりますので、実際は応募をするタイミング次第ではあります。可能性はありますので、思い切って挑戦してみましょう。

応募の前に質問したい

応募前に、求人の諸条件や勤務地の相談等で確認したい、ということはあります。応募前に電話で聞くことは全く問題ありません。その際は、担当者に取り次いでもらい「求人広告を拝見しまして、求人情報についていくつか質問があるのですが、お時間よろしいでしょうか。」と話してみましょう。広告を出しているということは、企業は採用したいと思っているので、可能な限りは答えてくれます。

採用担当が不在

たまたま採用担当者がお休みだったり休憩中で、取り次いでもらえないこともしばしばあります。再度すれ違いにならないように、戻りの時間や次の出勤予定を確認しておくと、次のアクションを取りやすくなります。また、採用担当者とつながらなかった後に折り返しの着信があることがあります。着信や留守電があったときは、できるだけ早くに掛けなおしましょう。注意点として、着信に気づいた時間が遅い場合は、翌日に改めたり時間帯は気を付けましょう。

留守電になってしまった

応募先によりますが、定休日や営業時間外の場合、留守番電話に転送されることがあります。その際は慌てて切らずに、

  • 名前
  • 要件(求人の応募で連絡をしていること)

をしっかり伝えましょう。留守電の録音は短いことがありますから、短く簡潔に伝えることが大事です。時間に余裕があれば、つながりやすい時間帯やあなたの連絡先を残せると折り返しの連絡もいただきやすいです。

日程変更をしたい

一度設定した面接の日程に、どうしても外せない予定が入ってしまった場合は、面接の日時を変更していただけるよう連絡しましょう。その際は面接に行ける日程を複数事前に用意した上で、採用担当者の都合の良い日程と照らし合わせて確認しましょう。

また、万が一面接の日時を忘れてしまったりした時も同様に、できるだけ採用担当者が忙しくない時間帯に確認の電話をしましょう。電話はお詫びの一言を必ず添えて、面接の日時や持参するものを再度確認し、メモをとりましょう。

電話で失敗した後の面接対応

電話応募で緊張してしまい、電話の雰囲気があまり良くないものになってしまった時はどうすべきでしょうか。面接の日程は決まったものの、電話で失敗してしまった場合は気分が下がってしまいます。

しかし、電話はあくまで声の印象です。失敗してしまっても、面接の際に電話で作られてしまったイメージを払拭するチャンスはあります。面接時に冒頭で、「お電話で応募した際は緊張してしまい、申し訳ございませんでした。」という一言を添えれば、電話での印象が面接時の印象に上書きされます。ただし、服装や身だしなみ・表情といった外見には注意をしましょう。電話では声でしかイメージできませんが、面接では視覚的にも判断されます。たとえ冒頭で電話応募は緊張していた旨を伝えても、見た目でのイメージでさらにイメージが悪くなってしまう可能性があります。清潔で整った服装や髪型を心掛け、表情はできるだけ明るく上向きになるように心がけましょう

電話応募のトーク例

電話応募をする際のポイントを紹介しましたが、実際にどのような流れになるのか、トーク例を参考にしてイメージしてみましょう。

《トーク例》

お忙しいところ失礼いたします。私、○○と申します。アルバイトの求人を見てお電話しました。採用のご担当者様(採用担当の△△様)はいらっしゃいますでしょうか。

(担当者につながったら)

アルバイトの求人応募でお電話をいたしました○○と申します。現在もアルバイトの募集は行っていらっしゃいますでしょうか?

(書類選考の案内または面接の日程調整へ)

平日は大学の授業があるため、17時以降でしたら面接に伺えます。土曜日は1日空いておりますが、日曜日は部活動のため難しいです。

(最後に訪問先の確認)

承知いたしました。では、●月●日月曜日の18時にお伺いします。当日はどちらにお伺いすればよろしいでしょうか?

(持参する物を確認)

承知いたしました。面接の際、必要な持ち物はございますか?

(最後に)

はい、では当日は何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。失礼いたします。

なかなかアルバイトが決まらないときは?

なかなかアルバイトが決まらないときは?自分に合うアルバイトが見つからなかったり、応募しても採用されなかったり、なかなかアルバイトが決まらない人向けに、おすすめの求人サイトやサービスをご紹介します。

【いい仕事が見つからない人向け:ギガバイト

大手サイトと連携しているので、情報が豊富にあります。自分のライフスタイルにあった仕事を見つけたい人は、豊富な案件から自分好みの仕事を見つけられます。

【面接が苦手・人間関係が不安な人向け:プチジョブ】

その日働きたい、という人のニーズに応えた求人サイトです。単発でのお仕事のため面接もなく、時間のある時に仕事を探して働けます。レギュラーバイトで人間関係等が心配な方はプチジョブに登録することをおすすめします。

【電話応募が苦手な人向け:はたらくどっとこむ

このサイトはリゾートバイトの求人サイトですが、応募が苦手な人にうれしい、応募前の面談サポートがついています。応募前になかなか聞きにくい仕事内容の相談はもちろん、実際に働くイメージを持ってもらうために、寮や職場の写真・先輩スタッフの体験談等を話していただけます。そのうえで働く場所を選べるので「いきなりの応募は怖い」という人はこちらのようなサポート付き求人サイトで調べてみましょう。

【就活を見据えている人向け:東京しごとセンター】

アルバイト経験をキャリアに活かした就活サポートを無料で行っています。アルバイトの応募に成功したら登録をしておくと、いざ就活を行うときに利用できます。この施設は東京都委託によって運営されているため利用料はかからず、専任のアドバイザーが支援をしてくれます。就活を見据えている方は要チェックです。

まとめ

「電話は怖い」と思ってしまいがちですが、あらかじめ準備をしていればそこまで恐れることはありません。事前準備ができていれば、予期せぬ状況になっても慌てずに対処できます。「こんな時はどうする」ということを想定して電話に臨むようにしましょう。

コメント